不動産売却 高く売るための不動産会社、営業担当者の選び方

不動産売却の成否は営業担当者の実力次第!?

更新日2020-07-11 (土) 23:44:47 公開日2018年10月26日

実力

不動産が売れるかどうかの最重要ポイントは、不動産会社の販売環境が一緒の場合は営業担当者の実力次第です。

不動産会社の販売環境とは、販売ツールとして何を利用しているかということになります。
販売ツールをどう利用しているかは、営業担当者の実力や力量にかかってきます。

販売(広告)ツールとは

販売ツールとは、売却する物件情報を購入予定者へ届ける武器のことです。

例えば、ネットとリアルに分けて考えることができます。

ネットでは
SUUMO、アットホーム、ホームズ、Yahoo!不動産、オウチーノ、投資系では、楽待、健美家への掲載になります。

インターネット

この中でもSUUMO、アットホーム、楽待に掲載できない不動産会社では、そもそも営業担当者の実力があったとしても売却する物件情報を購入予定者へ届けることがとても狭まることになり、実力を発揮できないと言えます。

リアルでは
新聞折り込みチラシ、チラシのポスティング、店頭掲示等がありますが、このうち最も重視すべきものはチラシのポスティングです。

③チラシポスティング

チラシのポスティングは最も費用が低い割りにリアル広告の中で最も反響が採れるツールであり、一戸建てなどでとても威力があります。

但しこれら販売(広告)ツールは全てそれなりの費用が掛かるため、不動産会社で採用していない事が多々あります。

上記でご紹介した販売(広告)ツールを全て利用できる広告展開ができる不動産会社と、アットホームに掲載して、チラシのポスティングも出来る不動産会社と、ネットではアットホームだけでそれ以外は利用不可の不動産会社とでは、営業担当者の実力云々ではカバーできないのです。

もし、不動産会社が囲い込みを常套手段として営業展開している場合は問題外です。
レインズ登録して広く購入者へ発信し、囲い込みをしない方針を採る不動産会社と、レインズ登録はしたけど囲い込みして購入者への発信をセーブしてしまう不動産会社では営業担当者の実力があったとしても、売却展開に大きな開きが出てしまいます。

どんなに営業担当者の実力が有ったとしても、不動産会社の販売環境が整っていない場合、不動産売却の成否は自ずと違ってきます。

不動産売却における不動産会社の採用する広告展開次第で成約は違ってきます。

売却時の不動産業者の選び方の重要ポイントには、

販売ツールは、ネット掲載しているのであれば問題はありません。
しかし、最低限問題が無いだけです。
最良の成果を出したいということであれば、ネットの利用の仕方と掲載のやり方は抑えなければいけないでしょう。
ネットに掲載するやり方次第で、多大に反響に影響してしまいます。

今、不動産を売る場合、レインズ登録することで不動産会社間で物件情報を共有し広く買い手にアピールすることができるようになっています。

②レインズ(指定流通機構)

このレインズシステムは、日本の独自の不動産売買ネットワークであり、欧米にはありません。
このシステムをちゃんと利用し活用し尽くせば、欧米の中古不動産の流通に引けを取らない状況が作れるのですが、しかしながら、その現状はまだまだ活用できてるとは言えない状況とは言えません。

販売ツールは欧米のそれと比較しても引けを取らない状況がつくられつつあります。
しかし、売却するための作戦が間違っていないかを考えたほうが失敗しません。

大手不動産会社の場合

今、大手不動産業者に不動産売却を任せるメリットはほとんど無く、デメリットの方が有ると言えます。
しかも大手不動産会社の場合、営業担当者の実力が出せない環境になっています。

理由は、広く購入検討者に物件アピールできない事にあります。

大手の場合物件アピールできないのは、自社ネットを重視する傾向が強く、おのずと両手仲介を模索しすぎて、レインズ含め他のネット広告を軽視してしまうからです。

①片手両手取引具体例

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