相続(遺言)・贈与
事前に知っておきたい大切なこと


教えて!相続・贈与

相続手続きが発生すると悲しみにくれる間もなく次から次に訪れる様々な手続きや問題を処理していく必要があります。

相続とは

被相続人(亡くなった人)が所有していた資産(財産)を配偶者や子供などの相続人が承継することを相続と言います。
なお、被相続人の遺言によって、所有していた資産(財産)を誰かに無償で譲ることを遺贈と言います。
遺贈の場合、譲る相手(受遺者)には特に制限はありません。

贈与とは

贈与者が生きている時に受贈者に財産をあげることを言います。
贈与者( あげる)側も受贈者(もらう)側もお互いの意思があることが重要です。
相続や遺贈と異なり贈与は双方が生きていることによりおこる契約の一種です。

ここでは不動産の相続などの諸問題から次の内容についてご案内します。
◎相続
相続人、相続者たち、相続放棄、相続税(対策)、法定相続人など
◎遺言書
遺言書の作成、遺言の撤回(変更)、遺言の執行、遺言執行者の選任、遺言書の検認、遺言書作成、遺言執行人など
◎遺贈
遺贈人、遺贈相続税、遺贈と法定相続人、遺贈の放棄など
◎贈与
贈与税の計算、生前贈与相続放棄、生前贈与税金、生前贈与金額など

相続・遺言、贈与に関する相談事項各種コンテンツ


相続手続きの流れ

あっという間にやってくる10ケ月の納付期限
相続税は相続開始から10ケ月以内に申告、現金一括納付が原則です。
その結果、相続した不動産の売却を急ぎ、思いもよらぬ安い売却額で売らなければならないことも有ります。
そうならない為にも、Yuikaでは、税理士、司法書士、弁護士等の各種専門家とともに、相続された不動産の売却手続全般をサポートさせていただきます。

まず、ここでは相続不動産を売却する際の流れや注意点をご説明します。

1.被相続人の死亡(相続開始)
  <市区町村長に死亡届を提出(7日以内)>
      ↓
2.遺言書があるかないかの確認
  <自筆証書遺言、秘密証書遺言の場合は家庭裁判所の検認が必要>
      ↓
3.相続人の確定
  <相続人調査>
      ↓
4.相続財産の調査
      ↓ 
5.相続放棄・限定承認手続
  <被相続人名義の借金がある場合は、相続放棄や限定承認を検討し、
   相続開始を知った時から3ヶ月以内に手続きを行う。>
      ↓
6.準確定申告
  <所得税の申告・納税を行う(4ヶ月以内)>
      ↓
7.遺産分割協議
  <相続人全員で遺産分割方法を話し合い、遺産分割協議書をまとめる>
      ↓
8.遺産の分配・名義変更
  <不動産所有権移転登記や預貯金の名義変更などを行う>
                   ↓
9.相続税の申告・納税
  <税務署へ申告・納付する(10ヶ月以内)>

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