Top / jr7
住宅ローンの返済計画が狂った人の末路・そのときあなたはどうします⁉
更新日2020-07-11 (土) 22:38:27 公開日2020年2月8日
2020年(令和2年)になり住宅ローンの支払いに困った方が徐々に多くなりつつあるようです。
この状況、1990年(平成2年)とよく似ています。
1990年と言えば、ちょうどバブルが弾けた年。否、まだ弾ける前年でした。バブル景気最後の年で翌年1991年にはバブルも崩壊し、平成不況へと突入していきます。
さて、今、30年の時を経て、またあのとき起こったバブルが弾けそうなのです。
この大きな変化にあなたは気づいていますか⁉、
あと5年も経てばはっきりしてくる(=誰にでもわかるようになってくる)、いま起こりつつある変化は、多くの人が想像してるより遙かに大きな、平成バブル崩壊やリーマンショック級の規模をはるかに凌駕する、否それらの何倍もの大きさ・規模的変化なのです。
そんな中、大事なのは「いま起こりつつある変化」のマグニチュード(大きさ・規模)と、そのインパクトを読み間違えないようにすることです。
ところで、昨今、この状況の前触れとして住宅ローンが返せずに破綻する方々が多くなりつつあります。
ここではその現場をリアルに見ていただき、もしあなたがそういう状況に陥った時、どうしたらいいのかを考えていただきたく、ここで解説していきたいと思います。
★目 次★【住宅ローンの返済計画が狂った人の末路・そのときあなたはどうします⁉】
夢のマイホーム・しかし住宅ローンが重荷となり破綻の末路・・・
今の住宅ローンは過去に例をみないほどの低金利となっています。それを理由に住宅ローンを組み、マイホームを購入する人がとても多くなっています。
政府も、所得税減税やエコポイント拡充、また日本銀行のマイナス金利などの政策を施しマイホーム購入を全面的に後押ししています。
これらを背景に各中核都市都心ではバブル的様相となるマンションの開発も盛んで、建てると売れ、また建てると売れるという好循環がここ数年続いていました。
ただし、この好循環も昨年辺りから影を薄め、今では新築マンションの成約率は50%を切るほど不景気な状況にあります。
こんな景気も長くは続かないもの。
猫も杓子も飛びつき、その結果、高騰したマイホームの住宅ローンの支払いがとうとうきつく、不測の事態となって支払い困難になってしまう人も少なくありません。
まずは、住宅ローンの返済が困難に陥った方のケースを見ていただきましょう。
ケース1 今、最も多いケース「年収が減少しローン返済が困難に」
2016年末、30歳台後半の男性のAさんは35年の住宅ローンを組んで約7000万の都内湾岸地区のマンションを購入しました。
Aさんは一部上場に努める会社員で、同じ会社の同僚が次々に住宅ローンの低金利を利用し湾岸地区のマンション買っていくのを見ていました。
そういう環境に席があるとついつい自分も同じような環境を得たいものです。満を持したAさんは奥様と相談し、当初予算6000万円まででマンションを探したのですが、なかなか夢のマンション、理想のマンションは見つからず、つい見学に行った湾岸地区の中古マンション7180万円を、その時対応した営業マンの弦の一声で購入したそうです。
そう、180万円の値下げと、6500万円なら住宅ローンの毎月返済はできると言われたから。
Aさんの家族構成はパートで働く妻、小学生6年生の子供1人の3人家族です。
夢にまで見た湾岸地区にある2SLDKのタワーマンションです。
購入した当初の年収約800万円なら十分に払っていけると思って購入されました。
しかし、2019年の大企業の相次ぐリストラよって会社から退職を迫られました。迫られないまでも友人たちが退職金増額を手にし、退職していく様を見ていたら、今のうちに自分もと思ったそうです。ちなみに奥様には退職は反対されています。
とうとう2018年9月会社のリストラに応募し、退職し、増額された退職金を手にします。
すぐ次の職も見つかるだろうと考えていたそうですが、世の中そんなに甘くありません。なかなか思い通りの職も見つからず、いいなと思う仕事でも手取り額は大幅に減り、ボーナスも見込めない会社ばかりだったそうです。
なかなか職も見つからず、そのうち退職金や貯金を切り崩して返済するようになります。また小学生だった子供も中学からは私立学校に通わせるようになり、ますます貯金自体も心ももとない状況になっていたので、前の収入より約3分の2まで収入は落ちますがある企業で働き始めました。
しかし、その収入での住宅ローン返済はとても負担が大きく、どうしても退職金を取り崩しカバーしている状況が続きました。
それからはどうしても前の収入に戻ることはなく、また一度上げた生活水準も落とすこともできず、子供の学費も負担がかさみ、泣く泣くマイホームを手放すことを決意されますが、ここでも同じタワーマンションに住む隣人たちとの付き合いは変えられなかったそうです。
そうこうしていると、とうとう退職金も底をつき、この時初めて「まじにヤバイ!このままでは破綻する」と思ったそうで、奥様と相談のうえ、夢のマイホームのタワーマンションをご売却することとなります。
運よく残った住宅ローンを完済できる金額で売却することができ、また他のローンにも手を出すこともなかったのでぎりぎり家庭崩壊することは無かったのですが、今は職場から1時間以上かかる郊外の賃貸マンションに住んでおられます。
ケース2 「生活レベルを支えられずローン破綻に」
大手企業勤務の40代男性Bさんは、家族構成は妻子供2人の4人家族。年収は800万以上ありマイホームも決して無理な買い物ではありませんでした。
しかし、グレードの高いブランドマンションに住みたいという妻の強い希望で住宅ローンを組んで約7千万円で購入しました。
ブランドマンションを希望する妻ですから、もちろん付き合うママ友もセレブばかりです。
見栄を張り、年2回の旅行、そのうち1回は海外に。
また子供にいくつもの習い事をさせたり、高級食材を買ったりママ友とお高いランチを楽しんだりと毎月の支出はどんどんふくらんでいきました。
さらに、すでに持っていた高級自動車では飽き足らず、妻は自分用の車がほしいと言い出して、もう一台ローンを組んで新車を購入するという始末です。
家計を見直す冷静さも失われていたのか、子供を私立学校に入れてしばらくして家計が苦しくなり気がついた時には住宅ローンが払えない状況に陥ってしまいました。
このご夫婦の場合、十分な収入があるにも関らず、生活レベルを変えられないことにより生活が破綻してしまったケースの典型例でしょう。
その後、とうとうマイホームは逃げるようにお引越しされたのは言うまでもありません。
ケース3「夫婦共働きでフルローン返済困難に」
30歳代前半のCさんは、結婚し子どもを授かったことをきっかけにマイホーム購入を決めました。
貯金がなかったので頭金はゼロ、35年の住宅ローンで約4千万円を借りました。このとき購入諸経費もなかったCさんはその費用分もローンを組みます。
夫婦共働きで世帯年収は約800万円。月々の支払いは約12万でしたが購入当時は返済できる額だと思っていました。
予定としては、子供が生まれ保育園に預けて妻が復職するつもりだったそうですが、ここで予想外の出来事が起こります。
生まれた子供にある病いがあることがわかり、その治療費が思ったより高額になることもわかりました。
またその妻も出産後のストレスで精神的に不安定となり、復職は厳しくなってしまいました。
Cさん自身の年収は約500万、フルローンだったため金利も高めで、計画していたとおりの返済が厳しくなっていきました。
夫婦はお子様の治療、またお金の事で喧嘩が絶えず、親御さんを交えての生活立て直しも図ったのですが、このときも地方に生活の基盤がある親をそんなに頼ることもままならず、生活が破綻するのも時間の問題だったそうです。
夫婦共働きを前提でローンを組み、片方が働けなくなった事態を想定しなかったことにより起きたケースです。
ケース4「予想外の出費でローン返済困難に」
Dさんは20代前半で結婚し、妻も仕事が多忙だったため結婚10年目にしてそろそろ子供が欲しいねと話し始めていました。
子供を授かって生まれるより先にマイホームを購入した方が良いと考え3500万の住宅ローンを借りました。月々の返済は約14万です。
妻は仕事を退職し Dさんの収入だけで返せるようローンを組みました。
その後、夫の行動がおかしくなります。
妻に生計を任せず、給料も今までの半分しか入れなくなったそうです。
ついに妻の忍耐も切れ、離婚を切り出しました。
このときわかったことですが、夫の会社の業績が悪くなり給料も大幅にカットされていたということなのです。しかも返済が厳しくなっていて、他のローンにも借り入れがありました。
苦慮の末、マイホームを手放すことになります。
家を売却しても、住宅ローンは残ってしまうことが分かったので、その差額は親の貯金を切り崩して借入して完済し、無事、家を売却することができました。
資産のつもりでマイホームを購入したつもりが、家計を苦しめ、とうとう離婚にまで発展してしまったのです。
以上ここでは4例を見ていただきました。
不測の事態が起きても対処できるよう熟慮してローンを組むこと、また身の丈に合った生活をしていくことが大切ですね。
あなたは、そのときどう解決しますか⁉
さて、あなたは住宅ローンの支払いに困ったとき、どこに相談すればいいか知っておられますか?
相談先として、まず思い浮かぶのが融資を受けた金融機関、弁護士・司法書士があるでしょうか⁉
今ではインターネットもスマホで簡単に利用でき、また簡単に「住宅ローン 返済 きつい 相談先」などと入れて検索すればそれら専門家の相談先はいくらでもホームページがあり、また個々にアピールもされ、簡単に見つかるかもしれません。
ただここで注意していただきたいことがあるのです。
それは、弁護士も、司法書士もそれぞれに得手・不得手や思惑があるということです。
病院に内科、外科など専門があるように、弁護士、司法書士、または任意売却と言って住宅ローンなどがきつくなった時のマイホーム売却を任せる先として登場している不動産会社なども含めそれらには専門性があり、知らないまま利用すると思わぬ解決しかできなくなるので注意が必要ということを知らなければいけません。
あなたにできることは、それらの専門家とはいえ、ただ言いなりにはならず、自身の状況や進みたい方向と照らし合わせながら、解決策も選択するように心がけたいということでしょうか。
YUIKAからご提案
もう払えない・早く解決して楽になりたい・住み続けたい。
でも、どうすれば良いのかわからない。
住宅ローンの返済計画を見直したい。ただどうしたらいいのかもわからない、
インターネットで調べたはいいけど、どこが信用できるのかもわからない。
きちんと相談にのってくれて、私にとって最良の方法で解決してくれるところへ相談したい
とにかく不安・心配でたまらない
そんな方は、まずYUIKAへお問い合わせください。
YUIKAはまず、住宅ローンの返済計画の見直しを提案しています。
まず、任意売却や自己破産をお勧めしません。
その前にやれることがあるはず。
あきらめないで、まず、どんな方法があるかを聞いて、確認してからにしましょう。
YUIKAは、任意売却を積極的に進めるしか方法がない任意売却の専門家ではありません。
結い円滑支援アドバイザーが、あなたのマイホームを売らずに解決できる方法を提案しています。
あわせて読まれている関連記事
あなたの役に立ったらシェア!