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不動産仲介業には将来性・未来がない!と思っている方へ

更新日2021-10-17 (日) 15:04:02 公開日2019年12月14日

これから大きな変化を迎える不動産業界
今後、不動産仲介業はどうなる!?
不況期化でも活躍できるノウハウを解説!

将来性

コロナで今までの集客・営業方法が通用しなくなってきています。
この状態は終わらず、コロナ後もずっと続いていくでしょう。

あなたは、自社と競合の関係性を比較して、
自社の立ち位置を明確にする経営をしていますか⁉
もし行っていなかったら時間の無駄です!
まず間違いなく近年中に会社は傾きます!
そうならないために、

Yuikaがあなたの問題を解決しましょう!!
いま気づいたあなたこそ変えましょう!
2020年以降、零細企業ほど、儲かる経営ができるのですから。

まず、ユーチューブ動画で確認してみましょう。


これから不動産売買も不動産賃貸も仲介業は成り立たないと言われています。
そうでしょうか? 
また「これからは不動産テックなる企業が不動産業界を席巻する。否、スタートアップで苦戦しているみたいだ」とも言われます。
さて、どれが正しいのでしょう?

そこで本記事では、そもそも

・不動産仲介を業とする者(不動産仲介業者)の現状はどうなっているの?

・不動産テックってどうなの?

・不動産仲介の仕事で独立しようと考えているけど...どうしよう?

・不動産仲介の仕事には、そもそも未来はあるの⁉ 今後どうなりそう⁉

・不動産仲介業者として仕事を始めてはいるけど儲からない...どうしたらいい⁇

・事業の生命線はいつの時代も集客にある!

・これから益々増大するコンサル型不動産エージェントの役割とは⁉

・サブスク(サブスクリプション)型収益不動産事業とは⁉

について解説します。

既に不動産仲介業で開業している方、また、これから不動産業者として仲介と管理をメインにしたいと思っている方へ、ここではこれから大きな変化を迎える不動産業界の中で生きていく方法を解説します。

「一般社団法人 結い円滑支援機構」の目的の一つは、不動産で結ばれた人達を円滑に支援する事ですから、不動産業者もその人達に該当するわけです。

なお、ここで解説する方法はただの不動産業者としての生き残り術ではありません。
不況期下でも活躍できて収益も大幅にアップできるノウハウを解説します。

未来・今後どうなる?

この記事でわかること

▶不動産仲介の業者現状分析

▶コロナショック後の不動産業界

▶不動産テックの現状と今後

▶不動産仲介を本業とした生き残り方

▶事業の生命線「集客」の仕方

▶儲かるニッチ市場・ブルーオーシャンの見つけ方

▶コンサル型不動産エージェントとは?

▶フロー型からストック型不動産事業を確立する方法

以上をこの記事から把握していただきましょう。

これから不動産業(仲介メイン)を志す方には、是非参考にしていただきたいと思います!

♪ お知らせ ♪

只今、一般社団法人 結い円滑支援機構(yuika)の正会員(不動産会社)、コーラル株式会社 から不動産エージェントを日本全国各地で募集しています。

不動産エージェント5

この不動産エージェントは、全国都道府県各地の宅地建物取引士、不動産会社、その他行政書士、建築士、土地家屋調査士などの不動産系専門家とコーラルとの間で、両者のメリットを最大限カバーし合った形で緩やかな業務提携関係を築き、地域の不動産売買の発展に寄与すべく活動できることを考えております。

売主さま、買主さまの募集はコーラルで全て行い、媒介契約もコーラルで取得し、レインズやアットホーム等の登録、図面作成、重要事項説明書や売買契約書の作成、住宅ローンの取り付けなども全てコーラルが行います。

各地域の不動産エージェントは物件調査、現地物件の内見立会、3,000文字程度の簡単な文章作成など、また希望者には売買締結と決済の立会いなどに限定しております。
要は現地での業務は地域の不動産エージェントにお願いするという事です。

こんな人がコーラルの不動産エージェントに向いてます!
① 宅地建物取引士を活かしたい
② 行政書士だけど土日時間が有るからバイトしたい
③ 不動産業者で仕事していた経験を活かしたい
④ 人脈が無い
⑤ 集客力が無い
⑥ セールスが苦手
⑦ 時間を有効活用したい などなど

こんな方はコーラルの不動産エージェントに応募しましょう。

なお、コーラルの不動産エージェントは、完全リモートワークとなり会社へ出社する必要はありません。また営業ノルマも有りません。
コーラルの名刺は事前に無料配布いたします。
不動産エージェントになる資格は、宅地建物取引士やその合格者の方、不動産会社に勤めていたことが有る人、はたまた司法書士や行政書士、土地家屋調査士、建築士なら男女関係なく誰でも成れます。(簡単な面接有)
お仕事内容は、物件調査、各公共機関よりの簡単な書類取得、物件内見者案内と簡単なコンテンツ作成₍※1₎になり、宅建士の方や不動産業者にお勤めされていた方ならとても簡単な仕事と存じます。
もし、お客様フォローや、売買契約とご決済に対応できる方はお願いしたいですが、しかしこれは絶対ではありません。
また交通費や各種書類取得費、通信費等はコーラルが全額負担しますから経費は一切かかりません。
だから主婦でも、他の不動産会社を定年退職された方でも安心して活躍できます。

ここを読めば何をすれば良いのかわかるので、あなたも、ぜひ、コーラルの不動産エージェントになりましょう!
もし‷コーラルの ‷完全独立型 不動産エージェント‷  の詳細について興味のある方は、募集詳細ページでご確認頂ければと存じます。

☛ 完全独立型不動産エージェントとは⁉


★目 次★【入門編】不動産仲介という仕事には将来性がない!と思っている方へ


起業で失敗するには失敗するだけの理由がある!

あなたは不動産仲介業という仕事で、こんな間違いをしていませんか?

なぜ、多くの不動産会社が設立して3年もたたないうちに潰れてしまうのか、あなたは知っていますか?

また、もしあなたが、以前勤めていた不動産会社でエース級の売り上げを誇っていた、自分が担当になったらお客様の利益は確定したようなものだった、上司からもお客様からも信任されていた、友人も多く自分が不動産会社を興したら即お客さんになってくれるだろうと思っていた方なら、なぜそれだけではは自分が会社を興しても、売り上げがたたず、すぐ運転資金が底をつき暗礁に乗り上げてしまうのか、あなたは知っていますか?

なぜ、全てのお客さんに丁寧に接してはいけないのか、あなたは知っていますか?

「マーケティングの教祖」と呼ばれるマイケル・ポートによると、これらが起業したての初心者に限らず、経営者のほとんどが知らずに犯してしまう間違いの一例です。しかしこれらは、もっとも致命的な間違いに比べればとるにたらないものです。それは、、、
競合がひしめく中で、どのようにお客さんを集めればいいかわからない。という間違いです。これは大きな問題です。

1年後40%、5年後15%、10年後6%

全産業生存率

さてこの数字、どんな意味があると思いますか?
これは生存率(開業後から経過しての年数で何社が残っているか)を表したものです。
この数字は、全産業のものですが、多くの不動産業者も廃業されている背景がある事実を知っておいた方が良いでしょう。

下記をご覧ください。この数字はその年の不動産業者数です。
引用:国土交通省

宅地建物取引業者数の推移

2019年 123,782社
2020年 124,451社

2019年から2020年の社数を比較すると、たったの669社しか増えていないように見えますが、実は年間約5,900社が新規開業している陰で、毎年5,000社以上が廃業しています。

2018年は、アベノミクスにより不動産業界も活況でした。にもかかわらず271社が倒産しています。
2010年に起こったリーマンショックの翌年には488社が倒産したと言われていますから、それをも凌駕するコロナショック後にはどれだけの不動産業者が倒産するかわからないのです。

YUIKAにも不動産業の起業相談が毎毎ありますが、これから不動産業で開業しようとしている方は、こうした数字をしっかりと受け止め、厳しい現実というものを知り準備を進める必要があります。

では、不動産仲介の仕事(不動産仲介業)には将来性も未来もないのでしょうか?

はい、上記で見ていただいたように全くゼロと言う訳ではありませんが、まず多くの不動産仲介会社が数年内に廃業したり、大手に淘汰され倒産したりするでしょう。

倒産

この予測は日本における不動産仲介業者の未来についてです。

私は預言者でも未来から来たタイムトラベラーでもありませんが、この予測だけは当たっている自信が有ります。

日本の現状(「人口減少」の深刻さをわかってない!)

人口動態総覧の年次推移

厚生労働省の発表した2018年人口動態統計の年間推計では、国内で生まれた日本人の赤ちゃんの数は92万1千人で、3年連続で100万人を下回り、死亡数は戦後最多となる136万9千人に上り、出生数が死亡数を下回る「自然減」は44万8千人と過去最大の減少幅なのです。

実際に、日本は9年連続で人口減少が続いていて、厚生労働省の予測では2019年の出生数が30年ぶりの大幅減となり、人口減に歯止めがかかる気配が全くないのです。

既に少子高齢化が叫ばれて久しくなりますが、「少子化=人口減少」が令和元年でも明らかな形で表れてきているのです。

今のまま人口減少が続き、しかも空き家など物件余りが深刻化する状況下では、不動産仲介業には将来性がありません!

消える職業・なくなる仕事としての不動産仲介業(不動産ブローカー)

オックスフォード大学が認定する「あと10年で消える主な職業・なくなる仕事」にも不動産ブローカー(不動産仲介業者)が挙げられています。

もうすぐ不動産仲介業者は「いらない」と言われるようになるのです。

2020年。日本は大きな転換期を迎えます。

私は預言者ではありませんが、今から2、3年後の世界のおおよその姿や情勢など検討は付きます。
今から2年後や3年後であれば、私でなくても誰もが予測できる範囲内ではないでしょうか。

はっきり言います! 今から2年後、3年後のちょっとした未来がわからない方は、絶対起業してはいけません!
絶対後悔しますから。

前年2019年には元号が平成から令和へ変わりました。元号が変わった翌年から数年間で日本を揺るがす大きな出来事が起こり、それと共に社会が大きな変化を遂げるのです。

そんな中、不動産仲介業界は賃貸も売買も、ただただ商材案件は少なくなり、将来はますます業界が低迷し、当然に私たちの生活も苦しくなるだけです。

将来性①

将来性②

「えっ、そんなはずはない!マンションや一戸建てなど物件数は多くなっているではないか。だから商材が少なくなるわけがない!」と言われる不動産業者の声もあるでしょう。

確かに毎年多くの新築マンションや一戸建てが所狭しと供給され続けています。
この数だけ見れば商材案件は多くなっていると考えられるでしょう。
但し、それらが本当に売買できる案件で有れば...という話です。

実際、平成バブル崩壊後の中古物件供給数は大幅に少なくなってしまいました。
それとは反対に、新築物件数は大幅に増えています。
中古物件数が少なくなった理由は、売りたくても売れない状態の物件がとても多くなってしまったからです。

バブル崩壊は必ず来ます。そう、何も手を打たなければ!
でも、だからって何をどうやればいいかはわからない...。

不動産業者は全国で約12万社あります。この中で生き残れる不動産業者とはいったいどんな事をやっている業者なのでしょう?

我々零細不動産業者は定年退職や役職定年、早期希望退職には縁遠いと言えるでしょう。しかし、だからって安泰ではありません。

不動産仲介とは

仲介と買取

不動産を売るときは、実は2つの方法しかありません。

不動産売買を業とする者にとってはとても簡単と思いますが、この2つとは「買取」と「仲介」です。

買取は不動産業者以外の者でも対応可能ですが、しかし不動産仲介を業として行うには、宅地建物取引業法の免許を取得していなければ行えないことも理解しています。
なお、私たちが不動産屋を不動産業者と呼んではいますが、正式な名称は宅地建物取引業者ということも知っています。

実は、このうち仲介を業として行っている不動産仲介業者の存続が危ぶまれているのです。

とても簡単に参入可能な不動産仲介業

不動産を商品として商いを行う者を不動産業者といいますが、その中でも最も簡単に参入しやすいのが不動産仲介業者です。ゆえに日本ではとても多くの不動産仲介業者が存在しています。

理由は「仲介業」が最も初期費用が掛からず、ある程度の知識と経験があればできる仕事ですので、新規参入し易い分、小さい会社も含めると数多くの仲介会社が存在するのです。

下図をご覧ください。

現在、全国で宅地建物取引業者数は約12万社有り、その中でも仲介業を行っている業者が最も多い状況がご理解いただけると思います。

不動産仲介という仕事

不動産仲介の仕事とは、「売るお手伝い」「買うお手伝い」をするだけではなく、「売る前」「売った後」、「買う前」「買った後」のように、その仕事は多岐に渡ります。

例えば1物件の売買には以下のような業務があります。
不動産は、マンションも一戸建ても1件1件どの物件も同じものがありませんから、この作業を1件1件すべてこなさなければならないのです。

・物件を査定し、相場や売買価格、賃貸料金や売却方法の提案
・媒介契約(一般媒介・専任媒介・専属専任媒介)の説明とその締結
・土地測量図ない場合、その作成手配
・リフォームが必要な場合、その手配
・宣伝するための物件の資料作成
・チラシ−やインターネットなどのチャンネルを利用して物件の宣伝
・売主や貸主の状況に合わせて物件の販売や賃貸のプラン提案
・物件下見の日程調整
・売却活動・物件の現地案内
・契約書の作成に伴う調査
・契約書、重要事項説明書などの書類作成
・売買&決済などの対応
など。

さらに住宅ローン商品が多様になり、その把握のための勉強、耐震診断、土壌診断、ホームインスペクション&瑕疵担保保険の知識習得とその手配などなど、不動産仲介業者が勉強する内容、お客さまに説明する内容や作業も年々増加してきているのです。
さらにさらに、2020年4月には民法の大幅な改正があり、その改正点の勉強&習得&現場への落とし込みもあります。
このように多くの仕事をこなしているのが不動産仲介という仕事なのです。

いかがですか、先述したように不動産仲介の仕事とは、それこそ多義にわたり仕事業務範囲が意外と広いんです。

この仲介時にいただく手数料は、日本の場合、売主からも買主からも頂くことが可能ですが、但し成功報酬になります。
ただ海外では日本と違い売主側が仲介手数料を負担するケースが多く、USA、カナダ、オーストラリア、マレーシアなどの国では売主だけの負担となっています。

不動産テックとUSAの不動産仲介事情

不動産テック

不動産業界は今、「不動産テック」が旺盛に語られ、政府も後押ししています。

「不動産テック」(Prop Tech、ReTech:Real Estate Techなど)とは、不動産×テクノロジーの略であり、テクノロジーの力によって、不動産に関わる業界課題や従来の商習慣を変えようとする価値や仕組みを言います。

不動産テックでは、単にインターネットやITツールを利用するだけではなく、テクノロジーを活用してこれまでの不動産ビジネスを変えようとしている事に焦点が置かれているのです。

不動産テックの中で不動産ブローカー(不動産仲介業者)の立ち位置はどうなる⁉

業界初の個人向け不動産コンサル会社であるさくら事務所 長嶋会長は「今のレギュレーションではいくら不動産テックを語っても限度がある」と、変わらない不動産業界の現状を明らかにし、そのうえで「今の決まりが変わったとき、事業者は次の時代にどうするかを考えておく必要がある」と言います。

全くその通りでしょう。

米国では「iBuyer(アイバイヤー)」と呼ばれるテック系の新興勢力が市場を獲得しています。

日本の不動産テックにも多様なプレーヤーの名前が見られますが、不動産サービスとテクノロジーの掛け合わせで、これから生まれそうなビジネスモデルはどういったものがありそうか不動産業者は戦々恐々として見守っている状況でしょう。

コラビットCEOの浅海剛氏は、不動産業界をIT業界を例に挙げ「昔はハードを売っていたIBMが強かったが、その後OSで覇権がマイクロソフトに移り、ネット時代でグーグルにというように、エンドユーザーに近いほうに強さが集まってきている。
そういう形の変化が不動産にもあるのかもしれない」と示唆しています。

そう、まさにハードからソフトへの移行。

まずハード面で不動産業界は変化を迎えるでしょう。それはシステムの変化かもしれません。

Zillow(ジロウ)など不動産検索サイトの情報公開は日本の比ではない!

レインズ

今は不動産業者しか利用できないレインズが一般へ公開されたら一気に情報公開は進むかもしれないのです。

事実、USAでは最も利用されているZillow(ジロウ)や、その傘下のTrulia(トゥルーリア)、Redfin、Movotoなどの不動産系ポータルサイトの情報公開の質も量も日本のレインズの比ではないのです。

しかし、レインズが一般に情報公開したら一気に日本の不動産市場の透明性は明るくなるはずなのです。

しかし、この情報公開と共に一気に不利な立場になる存在が、そう不動産仲介業者なのです。

日本の不動産仲介業者を取り巻く環境変化と未来

日本の不動産仲介業者を取り巻く環境変化を一言でいえば、これからは劇的に変わり、その変化に多くの不動産仲介業者は乗り遅れ、その結果将来は非常に暗いと言えるでしょう。

しかも、今後の日本は急激に人口減少と物件余りが進み、不動産仲介業自体の将来も非常に暗いものとなります。

環境の大きな変化

下は総務省が2012年にまとめた「情報通信白書」にある日本の人口推移のグラフです。

日本の人口推移 – 総務省「平成24年版 情報通信白書」
日本の人口推移 – 出典:総務省「平成24年版 情報通信白書」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc112120.html

日本の人口は、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」における出生中位(死亡中位)推計を基に見てみると、総人口は、2030年(平成42年)の1億1,662万人を経て、2048年(平成60年)には1億人を割って9,913万人となり、2060年(平成72年)には8,674万人になるものと見込まれています。

1950年代には8,000万人強だった人口はその後も急激に増加を続け、ピークの2010年で1億2,806万人に達しました。

しかし、その後は日本の人口の伸びは完全に停滞しており、2020年頃から本格的に急激な人口減少が始まり、今後の50年間で日本の人口は約2/3に減少していきます。

「不動産物件の需要は人口に比例する」というシンプルな理屈から考えれば、不動産の需要も現在の2/3に暴落していくことが確実なのです。

要するに不動産売買も不動産賃貸も仲介する総数は少なくなり、結果、不動産取引がとても少なくなるという事です。

不動産仲介業者が、その収益を仲介手数料に頼っている現状では、不動産取引数が少なくなると収益も落ちるのは当たり前なのです。

では、その収益の元、仲介手数料の現状はどうなっているのでしょう?

仲介手数料の現状

一般的には、不動産売買や賃貸が成約をした場合、成功報酬として不動産仲介業者は仲介手数料を頂きます。

売買の場合は速算式として「成約価格☓3%+60000円(税別)」が上限額と決まっています。
また賃貸の場合は「成約賃料☓1ヶ月分」が上限額となります。

不動産仲介時の手数料

この仲介手数料しか、不動産仲介業者には収益らしいものは無いのですから、不動産取引数が少なくなると収益も落ちるのは当たり前なのです。

しかも、仲介手数料は、宅建業法により上限額が設けられているのみなため、不動産仲介利用者によって値引き交渉されることもありますし、また最近では仲介手数料が元々無料や安く設定している業者も増えているのです。

これから先、そもそも人口が減るのですから買い手も借りても少なくなるのですから、自ずと売買価格も賃料も下がり仲介マーケットは冷え込むのは自明なのです。

そして不動産仲介業という事業は、当然ながら不動産の需要に大きく依存するビジネスですから収益はガタ落ちになるのです。

旧態依然の対応力

需要と供給

不動産仲介業者は需要と供給に大きな依存をしています。

購入者が多くなり、売り出される物件数が多くなれば自ずと不動産仲介業は潤いますが、しかしいくら売り出される物件数が多くても購入者が少なければ潤わないのです。

これは、2020年以降の世界にも当然に当てはまります。

日銀がいくら金利レートをいじりマイナス金利を導入しても、また売り手がいくら売りたいと売り出し物件を大量供給しても、買い手がいなければ不動産仲介業は不景気になるのですから。

需要と供給の関係は、どんな商品でも同じなのです。

しかし、にもかかわらず不動産業者は今、皆、同じ動きをしているのです。

また不動産テックも売り手、買い手の供給と需要、またITツールの利用、テクノロジーの活用、その仕組みの簡素化ばかりに目が奪われていて本来とても大事にすべき事案がごそっと抜け落ちているのです。

不動産業者の現状テクノロジー利用と言えば、まだまだ情報のやり取りをFAXや閉鎖的ネットワークが占めているにもかかわらず、不動産テックは一足飛びに最新のテクノロジー(5G)へ移行しようとしています。

その結果、不動産業者は、皆、どこもついていけていないのです。それは大手も中小零細も同じなのです。

不動産一括査定サイトの弊害

一括査定サイト

実は、最近の大きなテクノロジーの変化を取り入れた新システムに一括査定サイトがあります。

この一括査定サイトは、その仕組みも内容も実に簡単で、このサービスのおかげで不動産業者は良くも悪くもITツールの利用、テクノロジーの活用、その仕組みの簡素化という現実に直面したのです。

一括査定サイトでは、簡単に言えばインターネットを利用しボタン一つで複数社の不動産屋に査定依頼ができる仕組みです。

確かにこのシステムは売り手に多くの情報と利活用をオープン化し、また各段に便利にしました。

また、ネットがリアルを凌駕した事例なのです。

但し、この事により、お客様の便利とは反対に不動産仲介業者は多くの業務をこなさなければならなくなり、実際は業務が多様化し、またやるべき事がとても多くなっているのです。

もし、これから先、不動産の需要と供給の関係で言える市場メカニズムの悪化が深刻になれば、ITツールの利用、テクノロジーの活用、その仕組みの簡素化によって不動産業者の仕事は大混乱となるやもしれないのです。

しかし、混乱するから手を出せないではこれからはやっていけません。
ネットを十分に利活用し集客しないと、私たち不動産業者は既に淘汰される存在となっているのです。

リアル VS ネット

実は今、コロナ禍で大打撃を受けているのは、集客や販売を、リアルのみに依存していたところです。
ネットで集客・販売をしているところはほぼ打撃無しなのです。

コロナ渦のリアルVSネット②

つまり、結論として、ネット販売、ネット集客を活用していないところが、大打撃で、ネット販売・ネット集客がメインだったところは、むしろこのコロナショックが追い風になって増収増益しています。

同じ商品、同じサービスでも、ネット集客、ネット販売をしていたかどうか?またネットに力点をおいていたかどうかが分かれ目になっているわけです。

不動産業者も集客をリアル店舗で行ったいところが大きな打撃を受け、ネットに力点を置いていたところは今回のコロナ禍の打撃はあまり受けていないのです。
しかし、不動産業者がこのネットで集客を図ることほど難しいものではありませんね。

どうすればネット集客できるのか⁉

ところで、ネットで集客するにはどうすれば良いのかご存知でしょうか?

・ある人は、毎日物件情報を更新する事だと言います。
・ある人は、とにかく毎日ブログを書けばいいといいます。
・ある人は、メルマガを続ければいいと言います。
・ある人は、インスタやフェイスブックなどSNSを使用する事だと言います。
・ある人は、ユーチューブに動画を投稿する事だと言います。

さて、いったいどれが正解なのでしょうか?
どれもこれも簡単そうに見えます。しかし、そのすべてをあなたが今から行うには努力と根性で何とかできるのでしょうか。

不動産業の中でも最も費用の掛からない仲介業でも、集客がなければ倒産してしまいます。
ゆえに、どれもこれも効果ありそうなタスクをこなそうとしますが、やる事が多すぎてしまい、ほぼ実行できずに終わってしまう人が後を絶たないのです。

おそらく社長は基本的に行動力があるので、とにかく実践してみるでしょう。「やってみないとわからない」ので全部試してはみるものの、忙しくなるばかりで肝心の集客につながった試しはない。

実はコーラルも開業当初は、上記タスクを毎々こなしていましたが、しかし思うほど集客は取れなかったのです。
「マンション売却」「マンション売買」「一戸建て売却」でグーグル検索結果1位を取ったり、最近では「不動産 コロナ」のキーワードで1位を取ったりしたこともありますが、実は、具体的なお客様としての集客は無かったのです。
努力の甲斐あって、PV数は月間 約20万 PVまでのばしましたが、しかし、その結果は思うような具体的なお客様は増えませんでした。
この事実、ビッグキーワードで検索首位を取った方しかわからないかもしれませんが、事実なのです。

不動産仲介業者は努力と根性こそあるべき姿か?

現在はアベノミクスと東京オリンピックバブルなどで一時的に活性化している不動産業ですが、バブルの完全収束する2020年以降の世界を見通すと不動産仲介業の将来は非常に暗いと言わざるをえないのです。

この様に先を見通すと不動産仲介業は完全な泥船です。

東京五輪後の不動産仲介業は非常に厳しい冬の時代を迎えることが確実です。

たとえこれから努力と根性で不動産仲介で成果を出すことが出来たとしても、まもなく不動産仲介業という事業形態自体が壊滅状態となり、仕事を失って路頭に迷う可能性も高いのです。

これからは専門職(コンサル型不動産エージェント)が活躍できる時代へ

実は、USAには物件情報を全く持っておらず、エージェント情報の検索のみに特化したポータルサイトもあります。

リピートや紹介ではなくオンラインでわざわざエージェントを一から探すという人は、物件を探す人と比べると非常にニッチで、事業として大きくスケールはしづらいという課題があります。

ただし、裏を返すと「自分に合ったエージェントを見つけたい」というユーザーは、すでに購入物件の候補が決まっていたり、現住居の売却を決心していたりと成約率が高いケースが多いです。

また、物件情報と比較してウェブサイトは簡素なもので済みます。
しかもコストがかからないため、比較的容易にビジネスを展開することが可能なのです。

事業規模は小さいものの、ユーザーの成約率(=収益性)が高く、コストも低いので、事業として黒字化しやすいと言うメリットがあります。

そう、この専門職こそコンサル型不動産エージェントの仕事なのです。

ただ単に不動産仲介業ではなく、専門職としてのコンサルタント業、エージェント業としての領域なのです。

こんな大きな変革の時だからこそプロフェッショナルな仕事が求められている!

東京都江東区、神奈川県横浜市で不動産仲介業を行ってるコーラル株式会社。

今から約10年前、ただのパートタイマーだった井上正子は、不動産業界など右も左もわからない初心の状態から不動産会社を買取、代表になるとすぐさま既存の慣習である仲介手数料にメスを入れ、お客様それぞれに合った手数料率とした商品化企画で売買仲介業に参入し、初年度から早々黒字化を達成し、2人で始まった会社も10人を超えるまでに成長させたのです。

しかも今では、コンサルの仕事で全国を飛び回っていると言う状態なのです。

この状況を知った不動産会社の多くが、ただ単に不動産売買時の仲介手数料の割引化を始め売買市場へ参入していますが、そうした多くの業者が志半ばでとん挫している状況を見て、ただ単に仲介手数料を割引したからお客様の反響が多くなったというわけではないと言う理由を語っています。

「私たちは、どの目線で仕事をしているのか?」というとても簡単な事が出来ているかどうかと言います。

実は、井上も不動産業者としての当初、全くお客様のお問合せが無くて、夜はコンビニのバイトを始めないといけないほど窮地に追い込まれたそうなのです。

無謀な挑戦で分かったこと

「なんとも大胆不敵なチャレンジだったことでしょう。(ド)が付く素人だから思い切った事ができた」って今は思います。
もっとちゃんと「業界」について聞いておけばって、何度思ったことか。

不動産業界は『魔界』とも言える業界だったのです。その中での私のチャレンジは、主婦発想でしかなかったのです。
今まで常識と思っていたことが通じないんですから、道に迷ってばかりでした。

当初は、仕事が無く、時間だけがたっぷりありました。このとき、私はインターネット・マーケティングについて、四六時中勉強するしかありませんでした。

これが功を奏したのか、ついにGoogleとYahoo!の「マンション売却」で検索順位1位を取り、お客様からのお問合せも多くなったのです。
これは不動産系上場企業などや、あらゆる不動産業者のホームページの中でも評価されているらしいから驚きです。

だた、検索順位1位を約半年取った事で気づいた事実があったそうなのです。
取らないとわからない事実。

この事実を、井上正子はYuika理事としての講演で語っていますから、もしよかったら参加してみてください。

2020年6月現在、「マンション売却」をGoogle検索すると、コーラル㈱は100位圏外、「中古マンション売却」は14位となっていました。

ただ、とあるキーワードでは、ほぼ5位以内にあるのですから、顧客目線や誘導線が変わっているのです。
そのキーワードとは、売却の目的を明確に持って検索してこられる売主さまや、購入する気持ちが固まっている方々からのお問合せで、それらのキーワードでは軒並み上位を占めているのです。

不動産一括査定サイトに加盟し集客しなくても毎日2、3組の査定ご依頼、5人以上のセカンドオピニオン依頼、その他の不動産コンサル依頼が毎日3組以上、月間お問い合わせ数200件以上もあるのです。
この数字を聞いた大手不動産仲介会社幹部も驚いていたそうなのです。

レバレッジ効果を利用しよう!

コーラルの井上は言います。

そう、実は私はテクノロジーの力をいっぱい利用し、不動産仲介業者として潤っているのです。
コーラルは不動産テック業者ではありません。どちらかと言えば従来の不動産業者と言えるでしょう。

しかし、たくさんのテクノロジーの力を利用し、それを思いっきり活用していると言えるのかもしれません。
ビジネスを動かすのであれば、できる範囲の努力で最大の結果を得る行動を考えなければいけません。

私たち零細不動産仲介業者ができる努力も使える費用も限られています。
限られた範囲の努力でも大きな成果を得る事もあれば、その反対に小さい結果しか生み出せない事もあるのです。
間違った方向が間違っていればレバレッジは効かせられないのです。

例えば、いくらサイトの評価がよく、またコンバージョン(CV)が良いコンテンツでも、実際にお客様が商品を買ってくれなかったら意味がないのです。

Googleと言うテコを利用し、レバレッジを効かすには、Webページを効果的な集客力とお問い合わせ数をアップさせる仕様にする仕組みができるかどうかなのです。

そのため、正しい努力を実践する必要があります。

しかし、もう一度言いますが、コーラルは不動産テック企業ではないのです。

実は、過去に作ったあるコンテンツ記事がきっかけで事業は安定し、その事業の集客への切り替えで、今では、100人~200人/月の見込客が集まり事業の売上も安定しています。しかも、広告費は使っていないのにです。

そう、レッドオーシャン事業からブルーオーシャン事業へ収益を変えたのです。

私の友人で同じような仲介手数料を割引してお客様集客を図っている不動産業者が有りますが、今、広告費の高騰、競合の参入で、今までのように仲介手数料を割引する手法を使った集客がうまくいかなくなり売上も激減しているようです。

お金をかけても、WEBページを変えてもダメ...
何をしても集客がうまくいかないと。

約3年前までは、WEBサイトをかなり作り込んでGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示され、そこからお客様を集客できていましたが、ここ1年前程からはだんだんネットでの集客がうまくいかなくなりつつあるのです。

ネット広告も出していたのですが、やっぱりライバルが増えてくると広告費自体がどんどん上がっていき、さらに広告費をかけても、反応も落ちて集客に結び付かない状況なのです。

そのせいで売上も落ちてきて、さらにGoogleがアップデートで検索順位を変えてくるようになってから、自然検索の上位表示も難しくなってしまって。本当にどうしていいか分からないっていう感じになっています。
いくらやっても、検索で上位表示が難しくなり、あと広告費をかけてもお金だけかかって、反応が取れない状況に陥って、すごく悩んでいます。

月によっては見込客の獲得が、通常の半分以下という時もあり、なので、売上も半分以下の月もあって、そうなると、広告費が払えなくなる状況に陥るらしいのです。

売上が落ちると頼りにしていた広告の広告費が払えなくなり、ますます悪循環に陥っていく状況になったのです。
「広告を出したいんだけど、今月は売上が落ちたんでその広告費は出せない」そんな状況になっていました。

集客ができない原因は分かっていても「それをじゃ、どうやって解決するか」という解決策が全然分からなかくて、本当にもう胃が痛くなり、「これはもう終わりかな…」と思ったこともあったらしいのです。

それでも、何とかしないといけないので、WEBサイトを1日中いじったりしていたのですが、それでも成果がほとんど出ない。真夜中にそんな作業しているんだったら、夜中にコンビニでバイトした方が確実にキャッシュが入ってくるので「もうコンビニで働こうかな..」と思った事もあると言います。

実際に、コンビニのパート募集の貼紙を見たとき、電話しようかどうかな...とコンビニの前でウロウロしたり。
そこは本当に苦労したというか、一番底辺の時で苦しかった時は「もう事業の存続自体が難しいんじゃないか」と考えた時もありましたと。

夜も作業していてほとんど寝ることもできず「もうやるしかない。何とか売上を上げるしかない」という思いでやっていましたが、効果が出ているのかどうかが全然分からなくて...そんな状況のようです。

実はコーラルの井上も、ここまで悲惨とはいかないまでも同じような経験をしていたと言います。

ブルーオーシャンはちょっとした偶然から始まる!

コーラルに、ある時、偶然、1本の電話が鳴りました。
その1本の電話が、井上の人生を変えたのです。

それこそコーラルの今の事業収益の柱になっている事業につながるのです。

お客様からは「あなたに出会えて本当に良かった。ありがとう。実はたくさんの不動産業者に打診したんだけど、どこも断り続けられ、とうとう片道2時間も離れているコーラルさんにまで電話してしまった」と言われたとのこと。

実際には不動産仲介の仕事と言うより、コンサルの仕事、不動産エージェントという仕事と言っていい領域かもしれません。

しかし、まだほぼどこもこの仕事を取り入れていないんです。やっていてもほんの一握りな業者だけなのです。それも細々と。

その状況を知って約1カ月後、井上はそのワードのコンテンツを量産しました。

その結果がレッドオーシャン事業からブルーオーシャン事業へ収益脱却になったのです。

やっぱり今は不動産を取り巻く悩みが多様化していて、それだけ悩みも増えているんだろうなっていうのもありますし、法整備自体が後手後手で、目先に在る売買事業を優先して、関連の仕事は後回しになり、誰も手を付けない事業だからこそ需要が有るのだと思うのです。

お客様の求めるコンサル型不動産エージェントと言う仕事

実は、このコンサル中心の不動産エージェントと言う仕事は技術革新によって自動化される職種には入っていないのです。

しかも、必要とされているコンサルと言う仕事は、必要としている人が勝手に検索して、不動産エージェントを探して問い合わせをしてこられます。

あまり人目に触れるようなを公開をしているわけではありませんが、やっぱり必要とされている方にとっての必要な特殊不動産領域を持ったコンサル中心の不動産エージェントは、ものすごい需要が有り、収益も伸びることがあるっていうことなのです。

そこにあるニッチ市場とは⁉

まず、はっきりしている事があります。それは、

『ストップ!もう時代遅れの効果が無いWEB集客やHP作成など、嫌なことをやめましょう!』

という事!

これから日本は人口減少、世帯数減少、空き家問題、自然災害リスクの増加、新たなる脅威としてのパンデミックなどなどありとあらゆる不測の出来事が襲う可能性があります。

そう、ありとあらゆる事情が交差し、不動産業界を取り巻く環境は、ここ数年で大きく劇的に変わります。

あなたは気づいておられないかもしれませんが、今までも世の中は少しずつ少しずつ変わっていたのです。
例えば自家用車がセダンからハッチバックへ変化してしまっているように。

そして今、わたしたち不動産業者に求められる事は、転換期を迎えて果敢にチャレンジすることでしょう。
ただ、何をどうして良いかわからず、ひたすらがむしゃらにブログを書いたり、物件情報を更新したり、あるいはチラシポスティングしたりなどチャレンジしても全く効果はない事実も知る事です。

従来の集客手法をやってきても、もう時代遅れなのです。
ゆえに、今、不動産会社の多くは、自分たちの ”魅せ方” について悩んでばかりです。

集客の方法が劇的に変化した今、親身さ、専門性、多種多様なプランを求めても、肝心の集客が叶わなければ何もならないのです。

不動産仲介手数料の割引

仲介手数料無料とか、不動産仲介時の手数料割引をサービス展開している不動産仲介業者が有りますが、これからこの割引サービスに参入してもレッドオーシャン市場であり、全くのニッチ市場ではありません。
また、東京など大都市圏では仲介手数料割引は魅力かもしれませんが、一地方ではそうでもありません。

仲介手数料割引は、自身の首を自身で締めるようなものです。

不動産仲介事業としての『任意売却(ニンバイ)』

ニッチ市場を求め任意売却(ニンバイ)にチャレンジする方もいるでしょう。

私はもう約20年以上も前に週刊誌フォーカスに取材される任意売却専門業者の課長として、住宅金融公庫(今の住宅金融支援機構)から毎月20件以上もの任意売却案件を受託していました。
その頃から、多くの不動産業者にニンバイの作業方法を教え、今でもニンバイに参入したい不動産会社には、その方法を教えています。
あれからすでに20年。すでにニンバイに参入する時期ではありません。遅すぎます。
今はもうニンバイ市場はレッドオーシャンなのです。

ただし、ニンバイもある方法を使えばこのレッドオーシャンもブルーオーシャンに変えれるのですが、多くの不動産業者はその方法を知らないみたいです。

その方法...こそっとYUIKA賛助会員には教えていますが。

不動産仲介時の『ホームステージング』

では、ホームステージングはどうでしょう?
実は、YUIKA会員のコーラルは日本にホームステージングが入ってきた翌年の2014年から、日本ホームステージング協会に加盟しすぐさま取り入れ、空き家の売却時に施策して、販売活動を行っていました。

法人会員がまだ10社未満の時から加盟し、ホームステージャを全社員が取得し、空き家の売却にホームステージングを活用していたのです。
しかし、今は、もうお客様からのご要望がない限りホームステージングの施策を行っておりません。

理由は、費用対効果が合わなかったのです。
また、ホームステージングを施しても、そうそう高く売れない現実があったのです。
ゆえに今は日本ホームステージング協会も退会し、もうあまり施策していないのです。
昨今、大手企業から零細業者まで所狭しとホームステージングを取り入れていますが、今ではもうレッドオーシャンな施策なのではないかと思います。

不動産仲介時の『ホームインスペクションと瑕疵保険』

昨今、不動産仲介時のアピールとしてマイホーム売買時にこのホームインスペクションと瑕疵保険を導入し、サービス展開している不動産仲介業者の多くなり始めています。

しかし、このサービスの不動産仲介時の定着はそうそう簡単ではありません。
売主様のご理解がなかなか得られないばかりか、不動産仲介業者も手間がかかる割に仲介手数料が多くなるわけではないからです。

損害保険並みに手数料を正当化できていれば広がる可能性はありますが、ただ、インスペクションしても保険加入要件に合格しなければ、費用請求さえもままならない現状では、不動産仲介時のサービスにはまだまだハードルが高いかもしれないです。
ただし、これもまたある方法を身に着ければ収益を生む事業にはできるのですが、多くの不動産業者はその方法を知らないみたいです。

その方法も、こそっとYUIKA賛助会員には教えています。

ゆえに、仲介手数料割引も、任意売却参入もホームステージングもインスペクションも、瑕疵保険もニッチ市場では無いのです。

これからの不動産市場(不動産マーケット)で不動産仲介の仕事で生き抜くために

不動産は今までのように『待つ作業』から、これからは『捕る作業』、『断る作業』へ、その存在意義を変えます。
いままでのように、待つ営業をしていても経営は成り立たなくなるのです。

待つ事が主流だった時代は、既に終わりを告げ、今はとことん捕る事、またダメな物は断る事になっていると理解しなければ、不動産マーケットで生きていくことは不可能になるでしょう。

不動産を取り巻く世の中も大きく変わりつつあるのです。

そう、終身雇用制はとっくに終わりを告げ、定年退職や役職定年、早期希望退職も旺盛で、更に年々年金支給額も減額され、支給年齢も高年齢化しつつあります。

そんな中、上記で解説してきたように不動産業界は変革期に突入しており、不動産テックに代表されるように金融業やIT企業等の参入によって、新しい価値観を創り、提供し、うねりを上げて日々変わり続けているのです。

不動産を取り巻く新しいサービスやシステムが次々に生まれ、不動産の概念も大きく変わりつつあり、実際に不動産フェアなどで不動産テックや他業種が展開する不動産サービスの情報提供も日に日に増えています。

こんな背景を基に時代は変革し、今後の不動産仲介業は『どのように捕るのか⁉)』が、不動産業の収益を決めるようになっていくのです。

実は売買も、賃貸仲介もその所有者、買い手の多くは、従来の行動から変化を遂げマイベストセレクトへと移行しています。

こういう時に、私たち専門家が、ただただ一括査定サイト経由で売却物件を捕ったり、SUUMOやアットホーム等不動産ポータルサイトに掲載している待ちの戦略と戦術では、大手やマーケティングを駆使した不動産会社には勝てません。

漫画、名探偵コナンをご存じでしょうか⁉
そのコナンの中で、怪盗キッドとコナンが気持ちい仕掛け合いをする回が有ります。
怪盗キッドはコナンに言います。
『怪盗は鮮やかに獲物を盗み出そう創造的な芸術家だが、探偵はその後を見て難癖をつけるただの批評家にすぎねーんだぜ』って。

そう捕るというのは芸術なのです。
ただ私は、不動産業では芸術ではなくマーケティングで捕ると思っています。
しっかり捕れるマーケティングとセールスを仕掛け、もうお客様と出会い話したら売却も購入も、賃貸仲介もほぼ捕る事ができる仕掛け作りであって、営業は必要ないと思っているのです。

ちなみに、マクドナルドやスターバックスをご覧ください。
しっかりしたマーケティングとセールスが本部の専門家によって創られ、お客様が店舗に来た時には買う気満々でいますよね。

店頭では、ただ注文を聞き、マニュアルに従い商品を出すだけです。
不動産仲介業も近未来にこうなります。
営業マンは要らなくなり、マニュアルに沿ってお客様の要望を聞き、処理する存在になるのです。
だから、不動産営業マンは消え、代わりに不動産エージェントがしっかりした知識の下にお客様を気持ち良い売買や賃貸に誘うことができるようになるのです。

そのとき、データやシステム構築はその手の専門家に任せておいて、『これからはこういう使い方をすれば家族が幸せになれる、また価値が上がる、こうすれば空き家など死にかけていた不動産も役に立つ』といった新たな切り口を提案し続け、それをコンサルしながら不動産マーケットを上手に生きていかなければいけないのです。

そう、そのチャンスは誰もが平等に持っているものなのです。

チャンスある未来

今、時代は大きな変化の真っ最中にある!

今、東京のマイホームを売却して田舎暮らしをしたり、地方移住したい方が増えています!

スローライフ
ワークライフバランス
田園回帰・地方回帰
Uターン・Iターン・Jターン

このようなキーワードをSNSやブログ、ユーチューブなどで見ることが増えてきました。
私などは、出身の九州熊本にはほぼ帰っていませんが、しかし北海道にはIターンしたいなと思い、たびたびユーチューブで北海道東部で活躍されている「さやかの釣り旅」を見ながらこのサイトを書いています。

特に今般の新型コロナパンデミック後は、なうべく早く地方移住したいなと思っているほどなのです。

地方移住とキーワードでちょっと調べてみました。
国土交通省が公表している、平成29年度「国土交通白書」で地方移住への関心が高まっていることが示されています。

この資料を見ても、これからは「地方への回帰」は当たり前になると思いますし、新型コロナ禍を経てこの流れはさらに急加速するかもしれません。

只得さえ、3密の宝庫、東京は新型コロナのパンデミックだけでなく、南海トラフ大地震がいつ都心部を襲うかわからないのです。
このように東京一極集中のリスクがあることも地方移住の流れを加速していくはずなのです。

また、地方には大きな家(実家)が高齢者だけで利用され、介護問題も大きくのしかかっています。

この問題を解決するチャンスがあり、今、私たちが動かなければいけないのです。

ただ、そのチャンスにほんの一握りの人は気づいていても、まだまだ誰もが気づいていない状況なのです。

そこにも不動産仲介の業者としての生き残る、否、活躍できる道が有るのです。

不動産会社の中でも、不動産仲介を業とする者こそ、この誰れも喜ぶ道(コンサルタント)へ参入しやすいのです。

2つの武器を持とう!【武器を手に入れたい人は他にいませんか?】

ここにある2つの武器。
この武器を持つことで不動産仲介の仕事もしながら、コンサル型不動産エージェントとして、ブルーオーシャンな市場へ参入できるとしたら、あなたはどうしますか?
しかも、まだ、誰も知らない、けどその武器の威力は十分に実証済みなものだったとしたら、あなたは放置しますか?

ここで言う2つの武器とは、『任意売却新規参入』でも『ホームインスペクションと瑕疵保険』でもありません。
『ホームステージング』でも『仲介手数料割引』でもありません。

ここでは2つの武器と、その武器を手に入れる事で収益化できる事を、ここまでお付き合いいただいているあなたへ、その表面だけをこそっとお教えしましょう。

2つの武器で収益化できることとは⁉

あなたが、2つの武器を持つ事で収益化できるものは、以下の7つあります。

①段階式収益化を得る方法とは⁉
②コンサルタント料を確実に得る方法とは⁉
③他社に邪魔されずに売買仲介手数料を3%確実に得る方法とは⁉
④相続(贈与)を売買に変える方法とは⁉
⑤任意売却こそ川上で集客しよう!
⑥買取再販をリスク無しで行う方法とは⁉
⑦今流行りのサブスクを収益化する方法とは⁉
 
更に、この収益化モデルは依頼者に喜んで頂ける事業なのです。

これらの収益化ができる方法は、あなたが、たった2つの武器を持つだけでその手法をすべて手に入れる事が可能となるわけです。

では、その2つとはここで解説しておきましょう。

㈠集客の取れるHPの活用…

「GoogleやSNSをてこ(レバレッジ)」としたHPや情報発信は集客の要です。

今や、不動産会社にとってインターネットを使ったアプローチは必要不可欠な方法だとされています。

ゆえに不動産業で成果を出すなら、まずはホームページ(HP)を作り運用することが重要です。
今では、ほとんどの業者がネットを積極的に活用して集客をしていますが、結果を出すのは簡単ではありません。
多くの不動産業者のHPは有るだけ。飾り程度の存在になっています。運営費用は掛かっているのにです。

「HPを作ったからすぐ問い合わせがあるだろう」残念ながらそれは夢のまた夢。結果を出すのは簡単ではないのです。
コンテンツが会社情報だけというような簡易的に用意したHPだったり、ただブログを書いたりしても集客の取れる可能性は極端に低くなっているのが現状です。

結果を出すためには、コンテンツを作り、HP運用の作業を勉強し、Google検索で上位になるようSEO対策もしなけれなばいけません。
しかしこのSEO対策、結果を出すのは簡単ではありませんし、相応の費用もかかってしまいます。

実は昨今、SEOは厳しい局面を迎えています。
その理由は、Googleのアルゴリズムの度重なる変更により、中小企業によるコンテンツが検索上位に表示されにくくなっているからです。

コンテンツを作り、SEO対策しても、既にその上位検索場所はレッドオーシャン化しているので、「不動産 売却」「不動産 購入」などのキーワードで上位を取ることがかなり難しくなっています。

しかし、このように難しい上位検索表示もコーラルのノウハウを使えば、簡単なのです。
事実、ビッグキーワード「不動産市況」「マンション市況」などで大手業者を抜いて検索順位1位、その他のキーワードでも検索順位5位以内に多数ある状態なのです。
その結果、コーラルHPは毎日6000~7000アクセス、月間約2万アクセスあり、一日の査定依頼は3件以上、セカンドオピニオンサービスは3件以上、親族間売買も5件以上、合計10件以上のお問い合わせを誇るようになっているのです。
このアクセス数はおそらく社員数10人未満の不動産会社ではトップクラスと思います。
ゆえに月間件数にして総合計300件以上のお問い合わせ数なのです。
(新型コロナウイルス蔓延後でも、この反響数は全く減りません。否、反対に多くなっています。)

しかも、ほぼこの件数は毎月更新する可能性が高いのです。
理由は、これから不景気になる日本では、もっともっと多くなるのです。

しかし、この状態でも安全・安泰とは言えません。

それは、YouTubeに代表する動画世代がこれから始まるからです。

「5G」で不動産業界が変わる…動画(youtube)を活用しよう!

youtubeに代表する動画は、実はまだまだブルーオーシャンな市場です。

まだまだ不動産業界で動画に力を入れている企業は少ないので、5Gが全国的に広がる前の今、「不動産×動画」のシェアを取ることができれば、動画からの集客が見込める状況にあるのです。

但し、ただただ動画を撮り、配信すれば良いというものではありません。
ユーチューブ動画にも、しっかりしたマーケティングとセールスを取り入れ配信しなければ意味が無いのです。

事実、コーラルではyoutubeに「親族間売買」の動画配信し、マーケティングとセールスの技術で検索結果1位を取り、HPにも貼り付けyoutubeからの多くの集客に役立っています。

㈡Yuikaの賛助会員になる

Yuikaの賛助会員になれば、ここYuikaのHPも利用出来て、また収益化の7つのノウハウが取得できます。

①段階式収益化を得る方法とは⁉
②コンサルタント料を確実に得る方法とは⁉
③他社に邪魔されずに売買仲介手数料を3%確実に得る方法とは⁉
④相続(贈与)を売買に変える方法とは⁉
⑤任意売却を誰よりも川上で集客するには⁉
⑥買取再販をリスク無しで行う方法とは⁉
⑦今流行りのサブスクを収益化する方法とは⁉

こんな時代だから・あなたにできること

だからって不動産一括査定サイトに加盟し利用しても資金的にバカにならないし、任意売却(ニンバイ)に参入しても、すでに多くの企業や一般社団法人がひしめき合っています。

しかし、何もしないでいると、どんどんお客様は他社に取られてしまいます。
また資金はすぐ底をつきます。

さて、そういうあなたに Yuikaからのご提案です。

ロゴ375

集客を「仕組み化」できるホームページとしての Yuika HPを利用しましょう。
この YuikaのHPは、先にご紹介したコーラル株式会社のHP制作&運営をしている担当者が集客の取れるHPに仕上げています。
まだYuikaは始動したばかりにもかかわらず、すでに多くの集客をし始めています。

しかも毎日バージョンアップしています。
Yuikaのマーケティングとセールスは、不景気になればなるほどお客様の求めが多くなり、お問い合わせが多くなる仕掛けがしてあるのです。
そう、Yuikaの発信しているコンテンツはどれも不景気下だからこそお客様の抱える、悩みや問題点を解決できる仕掛けが有るのです。

一般社団法人 結い円滑支援機構(Yuika)は、既に2018年11月に構想し、HPアップは2019年1月でした。その後2019年11月に一般社団法人化したのですが、それは今般のコロナショックが無くても、一連の政府政策が愚策でもうすぐ不景気乃至恐慌が訪れると判断して準備していたのです。

今般のコロナショックはその後襲ってきましたが、しかし、Yuikaは全くダメージを受けることなく、否、この大きなチャンスを生かしています。

ある独占的な市場を地域で独り占めしよう!

【これがすぐに簡単に、集客し売上をあげる方法です!】

実はYuika会員のコーラル㈱、令和2年4月に入っても全国各地からコンサルの依頼が毎日2件から5件のお問い合わせがある状況なのです。

遠くは沖縄から、北海道まで広域からこのコンサルの依頼が来ています。

コーラルは、東京都と神奈川県にしか拠点が無いにもかかわらずです。
もし、各県にコーラルの拠点が有ったら、このコンサルの依頼は月間少なくとも100件、200件、事業の展開次第で年間数千件~数万件を超える数になると言えるのです。

だから、
警告します!これを見る前に不動産仲介業で自己流の集客をしようなんて考えてもいけません!
yuikaのユーチューブ動画
https://www.youtube.com/watch?v=OUn7WmJfovM&t=12s

予約

しかも、この仕事依頼はほぼ独占状態なため、ほぼその後仕事受注へとつながっているのです。
この仕事の性質上、必ずまずコンサル料が発生します。
また必ず、仕事受注したらその後の仲介手数料も必ず発生します。

そういう理由から、月に1件でも費用対効果は良いと言えますし、また月2件以上、否5件以上も全く夢ではありません。(事実すでに多くのコンサルしながらの売買へ、その後賃貸管理へという仕事依頼が来ています。)

不動産仲介業の将来性と未来への準備・まとめ

2020年3月以降、前年の消費税増税、また昨今の新型コロナウイルス肺炎のパンデミックで今や不動産市場は死に体と言えるでしょう。
この状態、いつまで続くかわかりません。
新型コロナウイルス感染が収束しても、不動産市場の回復は見込めないほど日本は疲弊しているのです。

ゆえに、わたしたち不動産仲介を業とする者にとっても過去にないほど異常な状態です。
このままでは倒産も現実となるやもしれません。

しかし、そんな中、それを契機としてとらえ、増収増益を図っている不動産仲介業があるのです。
その仕事こそ、コンサル中心の不動産エージェントという仕事なのです。

さてYuika が始動した今なら、このコンサル中心の不動産エージェントという仕事の地域枠はほぼあなたが独占できるのです。

2022年以降は、今以上に不動産業者は淘汰の時代に突入します。
あなたが淘汰されないためにも、また2年後、3年後を見据えて仕組み化できる Yuikaのホームページを活用し収益化しましょう!
また、コンサル&新機軸の不動産エージェントを取り入れてみませんか?


詳細はユーチューブ動画を作ってみましたのでご覧いただければと存じます。
https://www.youtube.com/watch?v=OUn7WmJfovM&t=12s

これからの不動産仲介業で最も大切な生命性をYuikaは、【マーケティング⇒集客⇒コンサル⇒仲介⇒管理】の一連の流れこそが、事業にとって大切だと知っています。
そう、この流れはフローからストックへのビジネス生命線です。

この流れこそが、近年、多くの企業に注目され採用されているビジネスモデル「サブスクリプション」の収益モデルなのです。

このサブスクの収益化を、あなたもYuikaの元、始めてみませんか⁉

サブスクリプション

Yuikaで手に入るのは机上の空論ではありません。
現場で、スグに使えるもの、スグにマネして集客、マネして売上を上げられるものばかりです。もちろん、それらは、一回きりではなく、何度も使えます。
また、至極簡単にです!

後は、あなたの選択です。

(一社)結い円滑支援機構【YUIKA】では、不動産仲介業者の生き残る、まだほぼ誰も気づいていないコンサル中心の不動産エージェントと言う収益事業、これからの時代に支流となるサブスク型事業を全国50社まで、都道府県に1社だけの限定でYUIKA賛助会員になる方だけにお教えしています。

不動産エージェント型収益事業&サブスク型事業を展開するYuika会員に興味のある方は、この機会に問合せページからお問い合わせください。

最後になりますが、チャンスの神様は前髪しかありません。
考えているうちに、そのチャンスの神様の前髪は誰か他の人に握りられるかもしれません。

「直接相談したい」というときはからどうぞ!

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