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【あ】ではじまる不動産用語
更新日2020-07-11 (土) 22:51:01 公開日2020年1月11日
- RMBS
RMBS (アールエムビーエス)はResidential Mortgage Backed Securitiesの略で住宅ローンを担保として発行される証券のことをいいます。
住宅金融支援機構が発行する「貸付債権担保住宅金融支援機構債券」や金融機関が発行する「住宅ローン債権担保証券」などがRMBSとなります。
多数の住宅ローン債権をまとめてパッケージとして金融商品化することであり、アメリカで発達・拡大した商品です。
長期固定金利という特性がある住宅ローンですが、債務不履行、繰上げ償還などのリスクがあり、それらのリスクを投資家に分散する手法として日本でも証券が発行されてきました。
高い流動性や高い信用力、高い利回りなどが魅力です。
しかし、世界経済に大きなダメージを与えた米国のサブプライムローン問題は、RMBS商品によるものです。
- RC
RC(アールシー)は、「Reinforced Concrete」の略で「鉄筋コンクリート構造」という意味です。
柱・小梁・大梁・スラブ・壁などの主要構造部に鉄筋の入ったコンクリートを用いて、すべての部分を一体化した構造のものをいいます。鉄筋コンクリートの部材は、引張力に強い鉄筋と圧縮力に強いコンクリートを組み合わせているため、耐久性、耐震性、耐火性、遮音性に優れています。
- IHクッキングヒーター
IHはInduction Heaterの略で電磁誘導加熱という方式で加熱する調理器のことをいいます。
IH自体が過熱するのではなく磁力線の働きにより金属の鍋を発熱させます。
ガスの50%に対し90%という高い熱効率があります。
ガスでは難しいとされるごく弱い火力を保てるというメリットもあります。IHクッキングヒーターは、電気抵抗の大きな鍋ほど効率的に使えます。
電気抵抗の小さいアルミや銅の鍋、土鍋やガラスなどは使用できません。ただし、最近では「オールメタル対応」と呼ばれるIHクッキングヒーターも販売されています。
これはIHクッキングヒーターに内蔵されているマイコンがプレートの上におかれている鍋の種類を感知して流す電流の大きさをコントロールし、使用できなかった銅やアルミ素材の鍋なども使えるというものです。
- ISDN
ISDN(アイエスディーエヌ)とは、英語のIntegrated Services Digital Network(統合デジタル通信網)の略で、公衆電話網を用いて電話とデータ通信等を統合して運用するNTT提供のサービスです。
直接、相手と通信回線をつなぎ情報を送ります。
通信の安定性が高いとされる一方、コストが嵩むほか、ISDNの規格は国際性に欠けるところがあります。なお、インターネットなどはISDNと違い情報にアドレスを付加して送る仕組みです。
直接、相手と通信回線をつなぐことなく情報を伝達することができ、ISDNに比べて国際性を備え低コストではありますが通信の安定性に劣るところがあります。
- IP電話
IP(アイピー)は、internet protocolの略で、一般的には「IPアドレス」のことを言いますがIP電話のことを指す場合もあります。
IP電話(IPフォンともいいます)は、インターネットの回線を利用した電話であるため通常の電話料金より安いといわれています。IPフォンに加入するためには、利用者が光ファイバー・ADSL・CATVという高速の情報通信サービスに加入することが必要です。
その上で、利用者が加入している通信事業者(プロバイダなど)がIPフォンサービスを提供している場合、利用者が申し込むことでIPフォンが使用できるようになります。
ただし初期費用、月額(定額)使用料がかかります。IPフォンに加入した場合、IPフォン専用の電話番号が交付されます(既存の電話番号は一般電話回線として引き続き使用可)
IPフォンへの一般電話・携帯電話からの着信も可能です。
IPフォンの加入者同士の多くは通話が無料になります。
また、一般電話との国内通話・国際通話は格安になります。
- IVS(国際評価基準)
国際評価基準は、International Valuation Standardsの頭文字をとりIVSよ呼ばれており、不動産を含む資産の評価についての国際的な基準をいいます。
IVSは、1981年に英米の関連団体を中心に「国際資産評価基準委員会(TIAVSC)」が公表し、その後委員会は1994年に「国際評価基準委員会(IVSC)」に名称を変更しています。
日本でも、国際財務報告基準(IFAS)などの導入が進み、不動産の鑑定評価に関しても世界基準が必要とされることから、近年IVSの導入に関心が集まっています。
- UPREIT
UPREIT(アップリート)は、Umbrella Partnership REITの略で、土地出資者と不動産投資信託(REIT)とがパートナーシップを形成することから名付けられました。
土地を現物出資してREITとして運用することとし、その後に出資分をREITの投資口(株式と同義)に転換するというアメリカで幅広く活用されている手法です。
UPREITにおいては、出資した土地の簿価が時価より低い場合でも、土地所有者に対する時価との差額益(譲渡益)課税は、REITの投資口に転換した時点で行なわれます。
つまり、UPREITを活用することで土地の含み益を顕在化することなく課税を繰り延べることができるということです。
- アース
アースは、英語のearthで接地ともいいます。
また、アースに用いる接続線をアース線といいます。電気回路の一部または電気機器等の金属部分と地中に埋設した接地用の電極を導線によってつなぐ方法で電荷を地中に逃がし、落雷などによる過電流の電気機器への流出を防いだり、電磁波の放出による誤動作や感電の恐れを阻止します。
レンジや洗濯機などの大型電気機器にはアースを取り付けることが推奨されています。
- アール
アールとは、曲線や曲面を付けることを言います。
半径を意味する「radius」の頭文字をとり「R」と表記することもあります。バルコニー・天井・リビング・柱の上部などを緩やかな曲線状にすることで空間にやわらかさが生まれます。
輸入住宅では外観や内観デザインに採用されることが多いようです。
- アイランドキッチン
出典:instagram(@modello_kitchen)アイランドキッチンは、壁に接することなく独立して設置された調理台の形式をいいます。
部屋の中で島(Island)のような形となることからアイランドキッチンと名づけられました。アイランドキッチンは、開放感やコミュニケーション性には優れていますが、設置するためには部屋の広さや強力な換気装置が必要になります。
- アウトフレーム工法
アウトフレーム工法(アウトポールともいう)は、柱や梁などのフレームを室外に出すマンションの建築工法をいいます。
従来、柱と梁で建築物を支える(ラーメン構造)のマンションでは、柱型や梁型の出っ張りが室内側に出てしまうことで家具などのレイアウトもしづらく、どうにも使えないデッドスペースが発生することもありました。
その点、アウトフレーム工法では、スペースを有効に使うことができます。
- アウトレット
家具やブランド品などの規格外商品や「訳あり商品」のこともアウトレットと言いますが、ここで言うアウトレットは、電流や通信波を室内に引き出すための接続口や、電線・電話線・TVケーブルなどを接続するためのコンセントのことです。
- 青色申告
青色申告は、所得税の確定申告をするときの方法を言います。
申告用紙が青かったことに由来する名称です。不動産所得や事業所得、山林所得のある人は、確定申告の際に青色申告をすることができます。
青色申告には税金が安くなるという特典があります。新たに青色申告をするには、その年の3月15日までに所轄の税務署に「青色申告承認申請書」を提出します。
青色申告の帳簿は正規の複式簿記による帳簿が原則ですが、簡易帳簿でも代用できます。
これらの帳簿は7年間(または5年)保存が必要です。青色申告を行なう場合の所得税法上のメリット
①一定要件を満たす「家族従業員」に支払った適正な給料・賞与(青色事業専従者給与)は必要経費になる。
②複式簿記に従って青色申告決算書を完成させることにより、所得から55万円の特別控除を受けることができる。
③複式簿記によらないで青色申告決算書を完成させた場合には、上記②に代わって、所得から45万円の特別控除を受けることができる。なお、不動産の貸付けから生じる所得(不動産所得)がある個人が、上記メリットを享受するためには、不動産の貸付けが「事業的規模」に達していることが必要です。
- 青田売り
青田売り(アオタウリ)は、造成工事や建築工事が完成する前に、宅地や建物を販売することです。未完成販売ともいいます。
青田売りは、売主にとっては早期に買い手がみつかり資金を回収できるなどのメリットがありますが、買主にとっては、「確実に建物が完成するだろうか…」「完成物での仕様や品質は予定どおりだろうか…」など、引渡しをするまでの間、不安が残りやすいことになり兼ねません。
そのため宅地建物取引業法では、開発許可や建築確認など、工事に必要な行政の許可を受けるまでは販売するための広告や契約をしてはならないことになっています。
- 青地
青地(アオチ)とは、登記所に備え付けられている公図において青く塗られた部分で、国有地である河川や水路、河川などの敷地であった土地をいいます。
「青線」とも呼ばれます。青地は、本来、国有地であるため、一般の宅地にはならないはずですが、長い年月のうちに事実上、水路が廃止され青地を含む敷地に住宅が建っていることも少なくありません。
青地を含む中古住宅を購入する場合には、青地(国有地)を国から払い下げてもらう手続きを踏むことが安全と言えます。
- 赤地
赤地(アカチ)とは、登記所に備え付けられている公図において赤く塗られた部分で、
国有地である道路や道路の敷地であった土地をいいます。
「赤線」とも呼ばれます。青地と同じく、赤地を含む中古住宅を購入する場合には、赤地(国有地)を国から払い下げてもらう手続きを踏むことが安全と言えます。
- 赤道
赤道(アカミチ)は、公図上で地番が記載されていない土地(無籍地)のひとつで、道路であった土地(国有地)をいいます。
古くから道路として利用されていた土地のうち、道路法の道路の敷地とされずにそのまま残った土地が該当します。
公図に赤色で着色されていることから赤道と呼ばれています。道路ではなく、その予定もない赤道の払い下げを受けるには、用途廃止等の所定の手続きが必要になります。
- 上がり框
上がり框(アガリカマチ)とは、段差のある部分の高い方の床に取り付けられる横木のことをいいます。
かつては民家の土間と座敷の間などに使われていましたが、現在では玄関などの上がり口に多く見られます。
バリアフリーの考えもあり、段差の度合いもだんだん小さくなっているようです。玄関を入ると最初に目につくということもあり、木目が美しいケヤキなどの材が使われます。マンションでは大理石や御影石を使うケースも多くなっているようです。
- 空き家バンク
空き家バンクとは、一般的に空き家の賃貸・売却を希望する人から申込みを受けた情報を、空き家の利用を希望する人に紹介する制度をさします。
空き家や空き地の物件情報が登録されており検索できる情報システムです。
全国で多く発生している空き家問題の対策として各地方自治体と不動産協会などが協定を結び運営しています。YUIKAでは、「空き家を売りたい(貸したい)人)と「空き家を探している人」双方のニーズにお応えすべく、多くの空き家情報を日々更新しております。
詳細はこちらからご確認ください。
- 空家対策特別措置法
空家対策特別措置法(アキヤタイサクトクベツソチホウ)は、適切に管理されていない空家等について、その状態を是正するための措置を定めた法律で、正式には「空家等対策の推進に関する特別措置法」といいます。
2014年(平成26)に制定されました。
- 空家売却(譲渡所得特別控除)
相続した空家(居住用財産)を配偶者や同一生計の親族以外に対して売却した場合、譲渡益から3.000万円を差し引けるという制度を3,000万円特別控除の特例といいます。
譲渡益(譲渡利益)に対する所得税について課税が軽減されるという特例です。課税の軽減は、譲渡所得を計算するとき、譲渡益から3,000万円(譲渡益が3,000万円未満のときはその額)を控除する方法で行ないます。
詳しくは次の記事をご確認ください。
居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例
- アクアリウム
アクアリウムとは、魚などの水生動物を人工的に飼育する水槽のことをいいますが、
飼育のためだけではなくインテリアとして利用されることもあります。
水族館のような大型施設から個人で楽しむ設備まで、さまざまな規模のものがあります。
人工池なども含まれますが、一般的には、ガラス水槽が用いられ、水底に砂、小石などを敷いて水草を植え、水槽の中に自然環境を再現します。
必要に応じてエアポンプや定温装置、かくはん装置なども設置します。
- 悪意
法律上での悪意は、道徳的な悪意とは意味が異なり、「一定の事実や事情を知っている」ことをいいます。
これに対し善意は「一定の事実や事情を知らない」ということになります。(例)
・詐欺に騙されて土地を売ったAさん
・詐欺師のBさん
・Aさんの土地をBさんから買ったCさんCさんが善意(詐欺とは知らなかった)の場合、AさんはCさんから土地を返してもらうことは不可能です。
Cさんが悪意(詐欺と知っていた)の場合、AさんはCさんから土地を返してもらうことが可能です。民法上で善意・悪意に分けられる理由は、善意と悪意の差によって保護されるかどうかが大きく変わってくることがあるためです。
- アクリル板
アクリル樹脂を板状に加工した素材のことをいいます。
合成樹脂の一種で化学的にはメタクリル酸エステルの重合体(ポリマー)です。可塑性や透明度が高く、衝撃に耐え着色もできることから、ガラスの代用品として建築材料、各種のカバー、製品の素材などさまざまな用途に使われています。
また、圧力耐性に優れるため、水族館の水槽、航空機のコクピットにも利用されています。
住宅では採光板、照明器具、障子などの室内建具、家具の扉部分などにも用いられています。透明、乳白色、白色、その他の色付板などがあり、軽い、錆びない、腐らないというプラスチックの特性に加え、耐候性や加工性などの特性を持ちます。
- アスファルトシングル葺き
アスファルトシングル葺き(アスファルトシングルブキ)とは、屋根材の一種で、基材(無機系材料)にアスファルトを塗った柔軟性のある板状の素材で屋根を覆うことをいいます。「シングル」とも呼ばれます。
アスファルトシングルは、軽量かつ安価で、複雑な屋根でも加工しやすく、防水性、耐震性にも優れているのが特徴です。
具体的な工法としては、下地に接着剤に貼り付ける方法と、釘で打つ方法があります。
重さは瓦の5分の1程度で、防水性、防火性、耐久性、耐震性などに優れているため一戸建て住宅やマンションで採用されています。
- アスベスト
アスベストとは、石綿(せきめん・いしわた)とも呼ばれる天然に産出される繊維状の鉱物をいいます。
安価で、耐熱性・吸音性・電気絶縁性などの特性に優れているため、建築素材(断熱材、保温材、耐火材)や電気製品などさまざまな用途に使用されてきました。
特に1960年代から70年代の日本の高度経済成長期には、ビルや学校などの公共建物の耐火材や耐熱材として天井や壁の内側などに大量に使用されています。当初からアスベストによる肺がんや中皮腫が確認されていたにもかかわらず、 最近まで小中学校の理科の実験でも石綿金網は使われていたように、抜本的な対策は取られなかったのです。
しかし、石綿の繊維を肺に吸入すると肺がんや中皮腫の原因になることが判明し、1975年には吹き付け使用が禁止され、その後も段階的に使用の規制が強化されて2006年には全面的に輸入・製造・使用等が禁止されています。
現在では建物の工事に使用することは禁止され、これまでに使用された建物ではアスベストの除去作業も進められています。
建物の解体などの際には、使用されていた石綿が飛散するなどの恐れがあり、それに伴う健康被害を予防するため、作業方法などについて一定の基準が定められています。
- アセットマネジメント
不動産業界におけるアセットマネジメント(Asset Management)は、投資用不動産を実際の所有者に代わり、管理・運用する業務をいいます。
受託の方法大きく分けると「信託による方法」と「受委託の契約による方法」があり、その業務は「信託による方法」は、主に信託業法によって、「受委託の契約による方法」は、主に金融商品取引法や宅地建物取引業法などによって規制されています。
コンピュータ技術の進歩やインターネットの普及により、膨大なデータの処理が可能になり長期的なシミュレーションが行えるようになったためアセットマネジメントが発展を遂げています。
- 頭金
頭金(アタマキン)とは、住宅購入代金を分割して支払うときに最初に支払う代金のことです。
住宅ローンを利用する場合
・購入代金を金融機関から借り入れる
・売主側へ一括で支払う
・金融機関へ分割で返済する
ということになりますが、通常は購入代金のすべてを住宅ローンの対象とすることはできず、代金の一部(一般的には20%程度)は自己資金で支払う必要があります。
この自己資金で支払う代金が「頭金」です。
購入代金と住宅ローンの借入額との差額になります。ただし、フラット35では物件価格の9割が融資限度額となりますので必要な頭金は10%程度になります。
また、住宅ローンの中には、頭金ゼロでも融資可能な商品もあります。頭金と誤解されるのが手付金です。
上記のように頭金なしでも金融機関が承諾すれば売買契約を締結できる場合もありますが、手付金は契約を締結する際に必ず支払わなくてはならないものです。
手付金は契約締結時に支払うもの、頭金は売買代金を支払うときに支払うものとなります。
- アティック
アティック(attic、アテカともいう)とは、屋根裏部屋のことです。
もともと古代建築の記念門の上部につくられた部屋でしたが転じて屋根裏部屋の意味になったといわれています。<アティックとロフトの違い>
ロフト:天井高を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペース
アティック:屋根裏を利用した収納スペース<規制>
建築基準法の扱い:小屋裏物置等
面積:下の階の2分の1以下、天井高は1.4m以下、
ハシゴ:出入りするためのハシゴは固定式でないこと(取り外し可能または折り畳んで収納できるタイプのハシゴがよく見られます)
- アトリウム
アトリウムは、ホテルやオフィスのロビー、公共建築、マンションのエントランスなどに設けられた大きな中庭のことをいいます。
もともとはローマ時代の中庭や中庭付きの大広間のことでした。
現代では吹き抜けのガラス屋根が多く用いられ、自然の採光を取り込んでいます。
- アパート
アパートは、英語のapartmentを略した言葉です。
日本では一般的に1階建てもしくは2階建ての共同住宅で、建築構造が木造または軽量鉄骨構造のものを指しています。
最近では2階建ての共同住宅であっても、重量鉄骨構造のものがあり、また外壁・内壁も軽量気泡コンクリートパネル等としているものもあるため、マンションとアパートの外観上・構造上の区別がつきにくくなっています。
- アパート経営
アパート経営とは、居住用建物の全部を所有し賃貸する事業をいい、不動産投資として実施されることがあります。
アパート経営は不動産賃貸業であるため事業を行なうことについては宅地建物取引業法の適用はありません。
ただし、アパート経営の仲介、アパート経営者の委任を受けて行なう賃借人の募集などの業務については宅地建物取引業法の適用がああります。なお、建物の全部ではなくマンションの一室などを所有して賃貸する事業は「マンション経営」といいます。
- アプローチ
敷地の入り口や門から建物の玄関までの通路のことをいいます。
一戸建て住宅は主に門から玄関までの通路を指し、マンションは一階の入口付近のスペースを指すこともあります。
道路と敷地に高低差がある場合は、階段やスロープ状になっていることもあります。前面道路から建物までの距離をできるだけ取って、カーポートや前庭を配置することで、まち並みや景観に配慮するケースが近年増えてきています。
- 雨どい
雨どいとは、屋根を流れる雨水を集めて、地上や下水に導くための溝形や管状の部材のことをいいます。
雨どいの素材は、銅板などの金属板や塩化ビニール製のものが使われており、雨を横方向に流すために軒先に渡したもののほかに、壁に沿って縦に渡したもの、屋根に沿って軒先へ雨水を運ぶものなど、さまざまな種類のといが組み合わさってできています。
強風による傷みや、枯葉などが詰まることで流れが悪くなり水漏れなどが起きることもあります。
水漏れを放置しておくと、外壁や家の土台が腐食する原因にもなりますので、雨どいの傷みに気づいたときは早めの修理が必要です。
- アルコーブ
アルコーブ(アルコープ)とは、壁面の一部をくぼませてつくった空間のことで、マンションでは主に、共用廊下から数m離れた位置に玄関扉を置いた造りのことをいいます。
ドア開閉時に部屋の中が見えてしまうのを防ぐ、プライベートに配慮したつくりです。
- アンカーボルト
ステンレス製のボルトのことをいいます。
木造住宅の土台や鉄骨造の柱脚部など、基礎と接続するために用いられるもので、連結するための重要な金物です。この連結によって耐震性を高めるため、建物の柱や壁などに台風や地震による水平方向や垂直方向の強い力が働いたときも、その力に耐えるために重要な役割を果たします。
- 安心R住宅
安心R住宅(アンシンアールジュウタク)とは、安心に関する一定の要件を満たす旨の標章(マーク)を使用することのできる住宅をいいます。
「安心R住宅」の「R」は「Reuse(リユース)・Reform(リフォーム)・Renovation(リノベーション)」の意味です。標章の付与は、国土交通省の告示(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)に基づいて登録された事業者団体が行います。
安心R住宅の標章を使用するために必要な要件
1.新耐震基準(1981年6月1日以降の耐震基準)等に適合すること
2.インスペクション(建物状況調査等)を実施し、構造上の不具合および雨漏りが認められず、住宅購入者の求めに応じて既存住宅売買瑕疵保険を締結できる用意がなされていること安心R住宅の標章の付与に当たる事業者団体は、国土交通大臣の審査・登録を受け、リフォームの基準及び標章の使用について事業者が守るべきルールを設定し、団体の構成員である事業者を指導・監督することになります。
安心R住宅の詳細はこちらの記事をご確認ください。
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