不動産を高く売るノウハウやコツ、不動産仲介業者の評判や選び方を解説

更新日2020-07-11 (土) 23:31:16 公開日2018年11月16日

ここでは、不動産を高く売るノウハウやコツ、不動産仲介業者の評判を元にその選び方を解説します。

不動産仲介業者仲介の場合、どんな販売手法を採用しているのか?

基本はレインズに登録

売主が不動産会社と専任媒介契約と専属専任媒介契約で売却仲介の依頼したあと、不動産会社はその物件情報をレインズに登録しなくてはいけなくなっています。

②レインズ(指定流通機構)

レインズに登録されたあと、物件情報は複数の販売協力会社(特に提携しているわけではなく、レインズに加盟している不動産業者なら全てこの販売協力会社になっていると考えても差し支えありません。)によりホームページ・情報サイト・折込広告などを利用して宣伝し、買主である顧客へセールスできるからです。

もし、このレインズのシステムがなかったら、売主が売却仲介を依頼した一社の不動産会社のみが独占宣伝することとなり、もしこの会社が販売力が無かった場合、早期の成約は難しくなってしまいますよね。

そのような状態を避けるために業界団体とそれを管轄する国土交通省がタッグを組み、このレインズシステムを作ったのです。
このレインズにより複数の不動産会社が連携できることが可能となり、買主の目に留まりやすく、早期の成約を望めることになっているのです。

直接の顧客データから買い手候補へ紹介

大手不動産業者や仲介手数料を安くしている不動産業者などは、顧客を何人も抱えていることが多く、購入見込み者としての顧客リストを持っています。
その顧客リストから直接それぞれの購入見込み者にアポイントを取り、物件情報を紹介することもあります。
あらかじめ不動産会社で聞き取りした情報を元に購入希望者を絞り込んでから連絡を取るので、ダイレクトに物件情報をアピールすることが可能になります。

物件の情報を貼り出す

上記とほぼ同時に不動産会社が行う広告活動としては、店頭に物件の情報を貼り出したり、店内にも同じ広告を貼り出すなどして、視覚的に買い手候補へアピールすることです。

ただ、最近では空中店舗(1階に無い2階以上の店舗)が多くなってきているので、店頭掲示は少なくなってきています。

インターネット

【S10】ポータルサイト

今や売却情報は、インターネットですぐに販売中情報として発信することが可能な状態となっています。

不動産会社はインターネット上に開設したでホームページや、個別に契約している不動産系ポータルサイト(SUUMOやアットホーム、ヤフー不動産、オウチーノ、投資系物件では楽待など)に物件情報を掲載して購入希望者にアピールします。

これら不動産系ポータルサイトでは、積極的に物件情報を集める人に良い情報が届けられることが多いため、購入角度の高い購入候補者が見つかりやすいメリットがあります。

チラシポスティング

③チラシポスティング

ポスティングは、物件の販売チラシを作成し、物件のある地域に不動産仲介業者の担当者やポスティング専門業者などが直接郵便ポストに投函します。

ポスティングは配布する地域範囲や配る建物を指定できることから、ピンポイントに情報を拡散することができます。

ただ、ここ最近では管理の行き届いたマンションではポスティングチラシの投函自体を禁止しているケースがあり、配ること自体が難しいこともあります。

たとえば、大規模タワーマンションの1室を売りたい場合、近隣のタワーマンションにポスティングをすることができないため、広告手法として機能しないケースがあります。

しかし、中には不動産業者の担当者がその状況を逆利用し、系列の管理会社などの場合にその系列の販売会社の担当者が配布を独占している場合もあります。

ポスティングは、人気のあるマンションとか、ヴィンテージマンション、なかなか売り物件が出ない地域の一戸建てや土地などの場合に一定の効果が見込めます。

特に土日にオープンハウスを行う時などの告知などにはポスティングで近隣に開催の告知うすると効果があります。

新聞の折り込み広告

一般的に不動産広告は金・土・日の3日間のいずれかの日に入れるケースが大半です。
これは、オープンハウスの告知にこの新聞折込広告を利用するケースがとても多いからですが、休日を利用して内覧を行う人が多いためでもあります。

新聞折込広告は、全国で規格化が進んでいて、チラシのサイズごとに、1枚あたりの基本配布料金が設定されています。

例えば東京都の世田谷区では新聞の宅配部数が朝日新聞と読売新聞で118,900部(2018年10月時点)。
世田谷区ではB4サイズのチラシを新聞折込で配る場合、1枚あたり配布単価は3.3円なので、配る料金としては392,370円掛かります。

画像の説明
出典☛折込チラシを配布する手順、料金やその手続きについて

新聞折込広告の目的は、一番効果的なオープンハウスの告知に利用することが多いのですが、しかし他の広告と違い、それなりの費用が掛かります。

従ってその効果が一番取りやすい毎週金曜日がかなり多くなる傾向があります。

住宅情報雑誌

不動産情報誌

住宅情報雑誌を自社で作成し、最寄りの駅に配置して配布しています。
新築マンションにはこの住宅情報雑誌などの掲載広告を多用していますが、中古物件の場合はインターネット広告に押され、今日ほぼ無くなっています。

オープンハウス

③オープンハウス

売り物件の現地に、見に来てもらうために行う行事ともいえます。
あらかじめ連絡をする必要がないため、散歩のついでに見てもらうことも可能です。

オープンハウスの開催前は、近隣に新聞の折り込み広告やポスティングをしたり、看板(捨て看という)を立てることで、できるだけ多くの人が集まるようにします。
但し、この看板(捨て看という)は昔は多用していましたが、昨今はほぼ違法なケースが多いのでできなくなっています。
最近では予約制オープンハウスを行っている不動産業者が多くなっています。
この予約制オープンハウスとは、不動産会社のホームページや不動産系ポータルサイト(SUUMOやアットホーム、Yahoo!不動産など)で事前に告知し、予約を頂いて内覧して頂くことです。

マンション売却時にどこがいいのか、判断のため売却方法をそれぞれ複数社から比較検討しよう。

高く売りたいなら、不動産買取業者への買取は絶対に損になります。買取額はおおよそ仲介で売却する場合の7割から8割、高いところで8.5割が通常の買取額となるからです。

しかし、どうしても仲介で売る時間が無いとか、お金が急遽必要になりとても急いでいるとか、仲介で売ることが嫌とかいう人は一定数するものです。

その人たちは買取を選択されるのであればに買取業者には査定額に正解はないという事を知っておいて損は無いと覚えておきましょう!

上記で説明した様に、買取業者の買取額は7割から8割、高いところで8.5割と幅広いのです。
なぜ、この価格差が生じるかというと、理由は業者にも物件による得手不得手があること、抱えている在庫数、季節的数値が常に変化していること、決算前にどういても買い増さなければいけないなどの事情があるからです。という事はその不動産物件を欲しいかどうかで決まることになるからという事です。

今日、不動産買取業者は数百社もあると言われています。

従って複数の買い取り業者に競わせることが不動産をいちばん高く売る近道になるわけです。

ここで便利なサービスが一括査定サイトになります。

一括査定サイトなら必要情報を一回入力するだけで、複数業者に査定依頼がでるのです。

一括査定サイト

複数社に競わせることだけで、50万円~200万円も高い査定額が出ることもあります。
まずは一括査定サービスサイトで価格を調べてみましょう。

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