しっかり吟味して不動産会社に売却を依頼したはずなのに、なぜこんな質問や愚痴が後を絶たないのでしょうか。)
不動産売却の失敗が後を絶たない理由と対応策
悩める現状はなぜ起こる⁉
更新日2020-07-11 (土) 22:41:59 公開日2018年12月9日
「現在依頼中の不動産会社に今後も仲介を任せて大丈夫だろうか...」「不動産会社を信じて5カ月も売却を任せたのに売れない。損した!」・・・などのご質問を受けたり愚痴を聞くことがあります。
しっかり吟味して不動産会社に売却を依頼したはずなのに、なぜこんな質問や愚痴が後を絶たないのでしょうか。
確かに、不動産を売るには査定額や売却の進め方、更にはお引越しする先の家の種々手続きもあり、たくさんチェックするポイントがあります。
売主も一生で一度や二度ほどしかないことであったり、忙しい状況なのですから、どうしても高価な不動産を売るには誰かに頼りたいものでしょうし、実際にも頼るしかないこともあります。
ただ中には、不動産屋が使うしたたかな営業手法に騙される人もいるでしょう。
しかし、本当は無知であることが失敗の元なのですが。
失敗しないためには不動産の事を知ること、市場を知ること、相場を知ることは確かに必要かもしれません。
と言うことで、例えば以下の記事が参考になります。(…が、読まなくて構いません。この記事で言いたいことは別にあります。)
不動産の事を知ること、売却時において知っておきたいことは、これら以外にも、注意するポイントを上げればキリがありません。
では、それらをすべて売主が知っておくべきでしょうか?
チェックポイントを知っていないから失敗したのでしょうか?
もちろんそうではありません!
全部知ってくださいと言ってもそんなの難しいですし、そんな知識を習得したとしても、その少し上の営業言葉で不動産屋は用意周到にあなたを騙そうとしますし、不動産市場の変化もあります。
やはり専門家でもないあなたが満足した不動産の売却することなんてそうそうできるものではないのです。
しかし、騙されたくないし、失敗したくない。
失敗したくないから外観の見栄えとか、良い話とか、高い査定額とか、TVCMで有名な大手業者だからとか、知り合いだったからとかで売却を依頼してしまうものです。
ではなぜ「家の売却に失敗した…」という気持ちや愚痴が後を絶たないのでしょうか?
満足しないで何かが引っかかっている、何かしっくり来ていない状態があるのでしょうか?
それは、一言でいえば、不動産会社選びを間違えたのです。
あなた(売主)を気持ちよくさせ、契約書にハンコを押させることだけに力を入れる不動産屋さんを通じて契約してしまったからなのです。
実際に不動産営業マンと接していると、ニコニコして気持ちよい営業をしてくるので案外気が付きにくいものです。
あなたを騙すためなら何でも有りな不動産屋が大多数なのですから。
という事で、まずここではその実態を具体例でみてみましょう。
以下のような5つのタイプ(事例)に該当する営業マンに当たるととても危険です。
そのうえで失敗しない、後悔しない不動産業者の営業マンの選び方を解説しましょう。
★目次★【失敗が後を絶たない理由とその対応策】
こんな営業マンには注意しよう!ダメな営業マンの5例
・不動産の素人が、「えっ、そんなに高く売れるの⁉」と思ってくれる査定額を敢えて出す営業マン
・販売手法が、どの不動産屋でもできるような分かり切った説明ばかり。成約するイメージが湧かない
・住宅ローン残債額を伝えると「ささっと逃げる営業マン!」
・「築20年でも、この物件は大丈夫ですね」建物を知ってる雰囲気だけを出す
・HPには物件情報ばかり。「家を売る」=「売却に力が有る」と思い込ませる
任せて安心、営業マンの選び方
・不動産売却は運しだい⁉家の資産性をしっかりアピールしないと売れるわけがない
・築年数が古い物件でも「少しでも高く売る」ための提案ができるか?
・建物の状態に不安があれば、建築士によるインスペクションが必須
・書類では本当の耐震性は分からない。築古の一戸建てなら耐震診断も
・仲介サービスに魅力がないから、(専属)専任媒介契約ばかり進め契約後は放置
・【対策】査定額と共に不動産屋も選ぶ!仲介サービスが差別化された業者を
・米国では、査定額よりエージェント選びを重視。質の高い専門家を使おう
・掲載している物件情報量が多いから良い業者とは限らない!その物件ほんとは間接ばかり。
こちらの記事も参考にされてください。
不動産売却:不動産業者の営業マン選びに大切な 7つのポイント!〜重要〜
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