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離婚を後悔している女性の7つの理由
更新日2020-12-09 (水) 00:56:36 公開日2020年3月24日
離婚を考えている女性に読んでほしい記事
離婚を後悔している女性の心理とは?
後悔の理由7つをご紹介します。
人生において「結婚」は本来一生に一度の大きな出来事です。
そこからの人生が大きく変わってきます。
結婚を決めたときは、二人で将来を誓い合い、「二人の子どもは何人ほしい」など、幸せな家庭を夢見ているものです。
そんなときに「結婚するのは本当にこの人でいいのか」などを考える人は少ないのではないでしょうか。
しかし、残念ながらその決断が違っているケースもあります。
歯車がくるってしまい、最終的に離婚を考えたりするのです。
結婚が人生の大きな出来事であれば、離婚は人生の一大事と言えます。
離婚したあとの生活を活き活きと送っている人もいます。しかし、離婚を後悔するケースも決して少なくありません。
離婚する人は、それなりにその後の生活の大変さを予想しているはずです。
しかし、予想外の苦労というものがあります。
夫婦間のトラブルから、悔しさや勢いが優先し、後のことをきちんと考えず離婚を決心した場合「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのです。
ここでは女性の立場にスポットをあて、離婚した女性が後悔している7つの理由をご紹介します。
★目 次★離婚を後悔している女性の7つの理由
この記事の内容を【動画】でご案内しています。
(理由1)経済面
離婚後の経済面について、離婚前にもっとちゃんと考えておくべきだったと反省している人が多いようです。
「離婚しても自分が仕事をすれば何とかなる」という意気込みがあっても、当然、離婚後は元夫の収入がなくなるわけですから、どうしても収入が減り生活水準も下がります。
理由のなかでもやはり経済面が何より大きな苦労と言えます。
養育費をあてにしている場合
たとえば元妻が子どもを引き取っている場合、元夫から養育費を受け取るようになっているからと安心している場合があります。
しかし、元夫の養育費の支払いが間違いなく支払われるとは言い切れません。「突然、滞るかもしれないと」考えておくべきです。
養育費を完全にあてにしていた場合、子どもとの生活に大きな影響がでてしまいます。
夫婦間の話し合いで離婚するときは、「養育費をまったく払わない、または途中で払わなくなった」とならないように養育費を含め金銭的事項を必ず公正証書(強制執行認諾約款付き)にしてください。
公的支援の案内
シングルマザー(母子家庭)への公的支援について代表的な手当や助成金をご紹介します。
■児童手当
中学3学年修了までの児童を養育している家庭に支給される手当です。
離婚後ではなく離婚協議中であっても所得などの条件に適していれば支給されます。
児童手当の支給対象・手続き方法等の詳細についてはをご確認ください。
児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。
■特別児童扶養手当
精神又は身体に障害を有する児童について手当を支給することにより、これらの児童の福祉の増進を図ることを目的にしています。
特別児童扶養手当の詳細についてはをご確認ください。
■障害児童福祉手当
重度障害児に対して、その障害のため必要となる精神的、物質的な特別の負担の軽減の一助として手当を支給することにより、特別障害児の福祉の向上を図ることを目的としています。
障害児童福祉手当の詳細についてはをご確認ください。
■児童扶養手当
ひとり親家庭の生活の安定と自立を助け、児童の健全育成を図ることを目的とし、18歳に達する日以後最初の3月31日までの児童または、20歳未満で政令で定める程度の障害の状態にある児童を監護している父子・母子家庭の父または母や、父母にかわってその児童を養育している方に支給されます。
支給額は世帯の所得によって異なります。
児童扶養手当の詳細についてはをご確認ください。
■就学援助制度
小学校・中学校に通う子どもが学校で楽しく勉強できるよう、文具や教材、給食などの費用を援助してくれる制度です。
就学援助制度の詳細についてはをご確認ください。
手当や助成金の一部をご紹介しましたが、行政では金銭的な部分だけでなく、住居や法律、精神面への支援も行っています。
離婚を考えている人は、離婚後の安定した生活のためにも事前にどのような支援を受けられるのかを確認されてください。
経済面の理由で離婚を後悔している事例
・離婚前は専業主婦だった。離婚しても働けば何とかなるだろうと甘く考えていいたが、実際に仕事を探したり働いたりしてみたらとても大変で給料も少ない。生活するのにとても苦労している。
・友達とのランチや所属のコミュニティにも参加する余裕がなくなった。
・夫の給料で専業主婦で生活できていたのを実感した
・離婚して夫のありがたさに気付いた
(理由2)仕事と家事の両立
専業主婦だった人が離婚をすると当然働く必要があります。
独身時代に仕事をしていたとしても専業主婦の期間が長い場合、離婚後に仕事をはじめるにはストレスやプレッシャーが大きいという理由もあると思います。
収入面で頼る人もいないため何かあっても自分で何とかするしかありません。
仕事と家事の両立という理由で後悔している事例
・仕事も家事もすべて一人なので精神的にも体力的にもきつい
・離婚前は「外に働きに出たほうが楽」と考えていたけど実際に生活のための仕事をしてみて「こんなに大変なんだ」と分かった。
・家事も自分のためだけなのでやる気がでない、どうしても手抜きになってしまう
・経済的に余裕がないので体調が悪くても仕事を休めない
(理由3)子どもの気持ち
離婚はあくまでも親同士の都合です。
「子どものために、離婚後は私が母親であり父親の代わりもする!」そのように自分が頑張れば大丈夫と心に強く誓う人もいらっしゃると思いますが、幼い子どもは、突然、父親がいなくなったという現実が理解できず寂しい思いをします。
子どもの気持ちが理由で後悔している事例
・学校行事などで、やはり両親が揃っていた方がいいと感じる時がある
・子供の気持ちはあまり考えずに離婚を決めてしまったので子供から父親を奪ってしまったという後悔がある
・子どもがまだ小さいので父親に会いたくて寂しがる。かわいそうな事をしてしまった
(理由4)まわりの偏見
昔に比べると離婚に対する偏見は少なくなったのではないかと思います。
とは言っても、世間の目というのは想像以上に厳しいものです。
まだまだ理解してくれない人もいます。
とくに親戚の集まりなどでは風当たりが強い場合もあるようです。
本当に心配してくれる友人もいますが、興味津々で離婚についていろいろ言ってくる人もいるでしょう。
とてもつらく感じる人も多いようです。
まわりの偏見が理由で後悔している事例
・親族の集まりで離婚に対して冷たい言葉を言われた
・「どっちが悪いの?浮気された?」などと冷やかされた
・「結婚するとき結婚式にいったのにご祝儀返して~」と言われた
(理由5)離婚条件
離婚後に苦労しないためにも離婚するときに、離婚の条件をしっかり決める必要があります。
とくに、財産分与・養育費・慰謝料などの金銭面は、正式な取り決めが重要です。
にも関わらず、とくに夫婦だけの話し合いで離婚を決める協議離婚では、とにかく「離婚したい」という気持ちだけで、大切な離婚条件を口約束のみで決めてしまうというケースがあります。
その結果、養育費が滞ったり、受け取れるはずのお金が受け取れなかったりして離婚後の生活に大きく影響してくるのです。
そうならないように、大切な離婚条件は正式な公正証書に必ず残す必要があります。
なぜなら公正証書があれば、万が一支払いが滞った場合、強制執行ができるからです。
公正証書の参考記事は先述しておりますのでそちらをご確認ください。
離婚条件の取り決めという理由で後悔している事例
・慰謝料を払ってくれる約束だったのに約束の期日がきても払わない
・養育費の金額を勝手に減らされた
・車がほしいと言ったけどもらえない、婚姻中に勝った車なのに…
(理由6)精神面
「やっと離婚が成立して、離婚直後は一人の開放感を楽しんでいたけど、日が経つにつれて寂しさが襲ってくる。いざ一人になったら孤独感に苛まれ、あんなに嫌だった夫でもいてくれたほうが良かったなどと思ったりする」という人もなかにはいらっしゃいます。
そんな時は一人で悩み続けずに、まわりの人や専門カウンセラーや精神科医に相談される事をおすすめします。
精神的な理由で後悔している事例
・子供のことを考えると心配でためいきしかでない
・将来が不安で眠れない
・ぼーっと考えている時間が多くなって笑えなくなってきた
(理由7)よく考えないで離婚を決めた
離婚を考える時は感情的になってはいけません。
決して意地や悔しさや当てつけで離婚を決めないように冷静によく考えて決断してください。
「もう一度ちゃんと話し合えば良かった」と離婚したあとで気がつく後悔も多くあります。
よく考えず離婚を決めたという理由で後悔した事例
・もう少し頑張れたんじゃないかと思う
・もう少し我慢したら良かったと思う
・やっぱり子どもには父親が必要なのかと考えてしまう
・失って初めて夫の大事さに気づいた
まとめ
離婚を決断した人は、新しい人生を笑顔で過ごすことが必要不可欠です。
決して感情的にならず、冷静に考え、それでも結果的に離婚を決断したのであれば、さまざまな準備や気持ちの整理をされてください。
「本当に離婚の選択が正しいのか」「離婚しても後悔しないと言えるのか」など慎重に考える時間が必要です。
今回ご紹介した離婚を後悔している理由が参考になれば幸いです。
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