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浮気(不倫)の自白で慰謝料請求できる!?【要注意】

更新日2020-08-04 (火) 22:55:41 公開日2020年3月18日

配偶者が浮気(不倫)を認めたらから
慰謝料を請求する!
それは…ちょっと待ってください!

慰謝料請求

配偶者が浮気(不倫)をしたことで心の傷を受けたとき、離婚をするにしてもしないにしても「慰謝料を請求する!」と考える人は少なくありません。

ただ、この慰謝料請求の根拠が「配偶者が浮気の自白(事実を認めた)したから」と言うことだけであれば、その考えはとても危険です。

ここでは「夫が浮気をした」と言う例を使って、慰謝料を請求するときの失敗や注意点について解説します。

★目 次★


【1】配偶者(夫)が浮気を認めてもそれだけでは慰謝料請求ができない理由

ポイント! 慰謝料請求できない理由

配偶者の自白だけでは浮気(不倫)の証拠にならない

浮気(不倫)相手が自白する確率は少ない

夫の浮気が発覚したとき、ほとんどの妻はショックを受けて落ち込むか、感情的になって夫を問い詰めますよね。
浮気が許せなくて離婚・慰謝料と考えてしまうのは当然と言えるでしょう。

ただ、夫を問い詰めたとき、夫が素直に浮気を認めたからと言って、浮気相手に慰謝料を請求できるかと言うと、実際問題大変難しいと言えます。
慰謝料を請求するためには確実な証拠が必要になるためです。

夫の自白(浮気を認める)だけでは浮気(不倫)の証拠にならない

極端に言えば、自白と言うものはどうにでもなるものです。
確かに夫が浮気(不倫)を自白したかもしれませんが、いつ真逆のことを言いだしてもおかしくありません。
それでは証拠とは言えないのです。

夫と浮気(不倫)相手の両方が自白したのであれば浮気(不倫)の証拠になる

ただし、夫だけではなく浮気(不倫)相手も素直に認めるのであれば、浮気(不倫)の証拠になり、慰謝料請求が成立する可能性はあります。

ただ、浮気(不倫)相手のほとんどは慰謝料の支払いをしたくないために何かしら言い訳をしたり、場合によっては不貞行為も否定して証拠を隠そうとします。
そのため、素直に認める確率は少ないと言えます。

✿不貞行為とは

配偶者以外の異性と性的関係を持つことは夫婦の貞操義務に違反する行為です。
法律上ではこれを「不貞行為(ふていこうい)」と言います。

このように仮に夫が自白したとしても、浮気(不倫)相手が浮気の事実を認めない場合、夫の自白は確実な証拠とは言えません。
そうなると当事者同士の話し合いでは慰謝料の請求を成立させるのは困難になります。

【2】自白以外に証拠がない場合は?

それでも「自白以外に証拠がない」と言う場合、自白を証拠にするために最低でも次の準備が必要です。

ポイント! 自白を証拠にするための最低条件

書面をのこす

録画または音声データーをのこす

陳述書というかたちで書面を残す

陳述書があれば、離婚調停や離婚裁判になったときの証拠になります。

✿陳述書とは
民事裁判において証拠として頻繁に使われる書面のことです。

陳述書作成時の注意点

①書面のタイトルとして冒頭に「陳述書」と記入
②陳述書作成日時
③不貞行為があったことを認める記述
④夫と浮気相手の交際が開始した時期を記載
⑤浮気相手の身元(名前・住所・できれば勤務先)を記載
⑥浮気した当事者(夫・浮気相手)の署名捺印

④の「夫と浮気相手の交際が開始した時期」については「婚姻関係破たん」についても関係してきますので必ず記載することをおすすめします。
「離婚関係破たん」についてはの記事をご確認ください。

陳述書の書き方例はインターネットで検索するとたくさん確認できます。

自白を録画および音声データーとしてのこす

自白の内容を録音があれば離婚調停や離婚裁判になったときの証拠になります。
ただ、録音していることがわかれば、夫は自白をやめてしまうかもしれません。
そのため、録音していることがわからないようにする必要があります。
ちなみに、自白を証拠とするために録音する場合、便利なスマートフォンアプリがありますのでご紹介します。

スマートフォンアプリのご紹介

PCM録音

androidの方はこちら
android:Google Play「PCM録音」

iPhoneの方はこちら
iPhone:App Store「PCM録音-ボイスレコーダー」

このスマートフォンアプリは、完全無料で高音質・長時間録音が可能なボイスレコーダです。
非圧縮のリニアPCM(WAV)形式で録音しているのでクリアな音質が特長です。
バックグラウンドでの録音にも対応。
サンプリングレートは目的に合わせ8,000~48,000 Hz に変更可能。
録音したデータはSDカードのPCMRECORDERフォルダに保存されます。

◇録音:

  • 高音質なPCM(WAV)形式での録音
  • バックグラウンドでの録音
  • サンプリングレートの変更
  • 録音時間無制限
  • マイク感度の設定
  • 保存場所の変更

◇再生:

  • バックグラウンドでの再生
  • ファイル名の変更
  • ファイル共有

Google Playより抜粋

このアプリの良いところは、自白の証拠として重要な録音日時も正確に記録されることです。
また、電源を閉じた場合でも録音しますので、さりげなくテーブルにスマホを置いていても夫に気づかれる可能性が少ないという点もあります。
他にも良いアプリがあるかもしれませんが良かったら参考にされてください。

【3】当事者同士の話し合いで慰謝料請求が成立しないときは?

先ほどお話したように、当事者同士の話し合いで、夫も浮気相手も素直に認める場合は自白が証拠となり慰謝料請求も可能なのですが、「夫は一度認めたけど真逆のことを言い出した。浮気相手は認めない」または「夫は認めているけど浮気相手は認めない」そのような状態であれば、のこる方法は離婚調停または離婚裁判になります。

離婚調停や離婚裁判では証拠が重要になる

離婚調停や離婚裁判になった場合、被害者(妻)が、夫の浮気(不倫)を証明しなければいけません。
浮気を証明するためには、確実な証拠(自白以外の証拠)が重要になります。
証拠が自白しかないという場合は、ご紹介したように陳述書や録音を提出するなど裁判官が「夫の不貞行為の事実あり」と判断できるような証拠が必要です。

【4】自白だけで慰謝料を請求したときのデメリット

自白したからと言って慰謝料を請求したときの最大のデメリットは、請求したあとの証拠集めが非常に難しくなってしまうということです。

妻に浮気がばれて、慰謝料を請求されたとなると、夫と浮気(不倫)相手はどのような動きをすると思いますか?
「しばらく会わない」「会ってもホテルには行かない」など、証拠を必死に隠そうとするはずです。
結果的に、決定的な証拠を集めることが難しくなってしまいます。

ここで言えることは、慰謝料を請求したいと考えるのであれば、決して感情的にならず浮気の証拠集めを優先することが大切ということです。

【5】まとめ

ポイント!

配偶者の自白だけでは浮気(不倫)の証拠にならない

浮気(不倫)相手が自白する確率は少ないため証拠にならない

自白を証拠にするためには書面をのこすことが重要

自白を証拠にするためには自白の録画あるいは音声データーをのこすことが重要

話し合いで慰謝料請求が成立しない場合は調停または裁判をすることになる(証拠が重要)

決して感情的にならず浮気(不倫)の証拠集めを優先することが重要

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